naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~本番1週間前、追い込み!

日 時 : 09年5月17日(日) 10:30~18:00
場 所 : Wave101大ホール
指 導 : 本番指揮者Y先生、本番ソリストK先生
内 容 : 合奏
曲 目 : フェラーリ(1~4楽章)、展覧会の絵(下記)、アンコール、ベト1(1~4楽章)
弦人数 : 8・6・4・3・2(フェラーリ)、11・9・7・9・5(展覧会以降)
弓の毛 : 無事

本番1週間前となった。今日は、午前、午後と合奏。追い込み練習だ。

まず午前は、フェラーリ
先週に続いて、本番ソリスト、K先生との合わせ。

1楽章から4楽章まで、今日は通さずに、楽章ごとに返し練習。

そして、ソロ合わせの後、オケだけで、4楽章と1楽章。

Y先生から、「コンマスに、アンサンブルの中心をもっと置くように」との指摘。今は船頭が多すぎる、と。要は私を含む、他のパートのトップのことだ。自分自身のことを言うと、ソロの方に関心が向いてしまうあまり、コンマスを見ることがおろそかになってしまっている。気をつけたい。

昼食休憩の後、今度は「展覧会の絵」の合奏。

今日は、打楽器奏者がたくさんいたし、これまで見かけなかった鐘とかシロホンなど、色々な楽器が運び込まれた。

いきなり「キエフの大門」から。
そして、この曲だけを、1時間半近く、みっちりと練習した。
管楽器のバランスや響きについて細かく注文がついた。
弦も、練習番号110から114までは、しっかり練習。この部分をきれいな和音で聴かせたい、とのお話だった。

休憩の後、全曲を通した。

「「キエフ」はすごくよかった。オケ全体が計算しつくして演奏できてた。やっぱり、時間かけてやると良くなるね。ということは、曲の前半は、もっと時間をかけないといけないわけだ(笑)」と、Y先生。

この後、返し練習。

  キエフの大門
  鶏の足の上の小屋
  グノーム
  プロムナード2
  古城
  プロムナード3
  ビドロ
  プロムナード4

個人的には、先週の合奏よりもちゃんと弾けた。先週は、体調不良の影響で、変化の多いこの曲についていけなかったが、今週は大丈夫だった。
まだ咳が抜けきらないので、マスクをしての合奏ではあったが、先週に比べると、体調が上向いていることを自覚。

休憩の後、アンコール曲の合奏。

以前に1回譜読みをしているが、その時には欠席したので、個人的には初めて弾く。
Y先生の指揮での合奏は、オケとしても初めて。

曲名は例によって内緒。

この曲、ヴィオラ、ちょっとつまんないかな。
他パートが弾くせつなくも美しいメロディの陰で、大体いつも伴奏をピツィカートではじいている、という感じ。そうでないところも、トレモロみたいな刻みばっかりだし。

(このピツィカートの伴奏、ハープがやるとそれらしいと思うのだが、スコアを見てもハープは使われていない。「展覧会の絵」で2台も舞台上にハープがあるのに、何かもったいないな)

まあ、こういう縁の下の力持ち的な役目は、ウインナワルツの刻みを始めとして、大好きなんだけど、この曲に関しては、内声としての醍醐味みたいなものも感じられないし・・・。

アンコール曲は、ちょっとまだ曲に慣れないところがあるので、今度のGPの時に、少し時間をとって練習するようだ。

最後にベト1。

1楽章から4楽章まで、返しながらの練習。

1楽章の弾き始めで、ちょっと、「展覧会」からの気持ちの切り替えがきかず、ちゃんと弾けなかったが、やっている内に、乗った。

午前からの合奏の最後、という時間ではあったが、ベートーヴェンのエネルギーに負けずに、がんばって弾けた。
弾きながら、身体の中から力が湧いてくるのを感じた。

やっぱり、先週に比べれば体調はいいのだ、と安堵。

明日からは、出張が多くなるが、できるだけ自重しながら、何とか、本番まで乗り切りたい。

今日は、次の本番である、12月の市民演奏会の楽譜の一部が配られた。
この市民演奏会は、一昨年と同様、オペラ・ガラ・コンサート。
前回はイタリアオペラオンリーだったが、今回は、他の国のオペラも演奏する。

色々なオペラをとりあげる予定と聞いているが、さしあたり、今日もらったのは、「カルメン」、「ローエングリン」、「カヴァレリア・ルスティカーナ」。

来週の本番が終われば、また新たな領域への挑戦が始まる。

※練習往復の音楽
    さだまさし 私は犬になりたい¥490
    ムソルグスキー(ジュリアン・ユー編曲) 展覧会の絵 ←冒頭のプロムナードはヴィオラのソロ
    プロコフィエフ 古典交響曲
       岩城宏之オーケストラ・アンサンブル金沢
    ムソルグスキー(多数の編曲者によるスラットキン編集版) 展覧会の絵
       スラットキン=ナッシュビル
    バーンスタイン マンボ
       ドゥダメルシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ
    ベートーヴェン 交響曲第1番
       パレー=デトロイト