naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~合唱合わせ。終わってから会社へ・・・

日 時 : 09年11月7日(土) 13:00~18:10
場 所 : 浦安市文化会館大ホール
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合唱合わせ、合奏
曲 目 : 下記
弦人数 : 11・9・6・7・3
弓の毛 : 無事

昨7日(土)は、珍しく土曜日の練習。文化会館で合唱合わせだ。

12:50集合と思っていたので、新浦安駅から12:30のおさんぽバスに乗るつもりでバス停へ。
・・・しかし、ふと何か不安がよぎって、練習予定を携帯電話で確認したら。

12:30集合、12:50音出し!
ひえ~。

こりゃいかん、とタクシー乗り場へ走った。

ステージセッティング後、合唱合わせ開始。

まずは、「ドン・カルロ」から。
この曲には、バンダの他、子供のトランペット隊がつく。
その形での練習だ。

   ヴェルディ 歌劇「ドン・カルロ
     第2幕第2部第1景・第2景

で、始まる直前。
会社の携帯電話が振動した。

休みの日に、会社の携帯電話ってのは、いい話はまずない。

急ぎホールから出て話すと、支店の同僚からで、お父さんが急死されたとのこと。
こっちも母親を亡くしたばかりだが、続くなあ。

総務の立場なので、葬儀日程等を書き取って、取り急ぎ、支店長始め関係者に電話連絡。

ホールに戻ると、「ドン・カルロ」が佳境。急いで座って、演奏に参加。

トランペット隊は、最初は舞台の一番前に並んで吹いたが、コーラスとの一体感がないということで、コーラスの前に配置されることになった。

バンダは、上手の舞台袖。副指揮者のS先生が指揮をされる。

しかし、トランペット隊もバンダもかっこいいな。
この「ドン・カルロ」は、演奏会本編の一番最後に演奏する。きっと盛り上がるだろう。

次に、子供たちの合唱を伴う曲の練習。

   ビゼー 歌劇「カルメン
     第1幕への前奏曲
     子供たちの合唱
     行進と合唱
     二重唱とフィナーレ

ここで一旦休憩。

再開後は、第1部の曲を、一度全部通してみよう、ということになった。
個々の曲ごとに練習してきたものが、全体としてはどんな感じになるかつかみ、どの程度疲れるものかを体験しよう、とY先生。

   レハール 喜歌劇「メリー・ウィドウ
     イントロダクション
     女 女 女 (七重唱行進曲)
     シャンソン

   ビゼー 歌劇「カルメン
     第1幕への前奏曲
     子供たちの合唱
     女工たちの合唱
     ハバネラ
     シーン
     第2幕への間奏曲
     闘牛士の歌
     第3幕への間奏曲
     第4幕への間奏曲
     行進と合唱
     二重唱とフィナーレ

再度休憩後、第2部の曲の合唱合わせ。

   ワーグナー 歌劇「ローエングリン
     第3幕への前奏曲
     婚礼の合唱

   ウェーバー 歌劇「魔弾の射手」
     狩人の合唱

   バーンスタイン ミュージカル「キャンディード」
     オールドレディのアリア「老婆のタンゴ」

   マスカーニ 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」
     天の女王よ、喜びたまえ~讃えましょう

   ヴェルディ 歌劇「マクベス
     幻影たちの大シェーナ

   ヴェルディ 歌劇「ドン・カルロ
     第2幕第2部第1景・第2景

「老婆のタンゴ」は、個人的には合唱と合わせるのは初めて。こういう感じか、とわかった。

最後に、アンコールで演奏する、「キャンディード」のナンバーをやった。
これ、ほんとにいい曲だ。この演奏会の感動的なフィナーレになるだろう。

17:00。
ここまでで、合唱団の皆さんは終了。
今回、合唱は、歌と歌との空き時間が結構あるが、舞台から一旦はけるわけにもいかないので、本番までに、ステージ上で座れるようにするなどの方法を考え、立ちっぱなしの負担を軽減するとのことだった。

さてさて、オケはまだある。
17:10から1時間の合奏。

   フンパーディンク 歌劇「ヘンゼルとグレーテル
     パントマイム

   バーンスタイン ミュージカル「キャンディード」
     クネゴンデのアリア「着飾りて」

   ヴェルディ 歌劇「マクベス
     幻影たちの大シェーナ

「ヘングレ」は、ここにきて、追加された曲。
歌はない。オケだけの曲だ。
Y先生の指揮で合奏するのは初めてだと思う。
何と言うのか、安心感のある、響きの美しい音楽だ。

そして、「クネゴンデ」のアリア。
これもY先生の指揮では初めてかな。少なくとも個人的には。
緩急の差が激しい曲だし、途中、歌と、コンミスヴィオラ、チェロのソロがからむ部分がある。
今回は、歌がついたので、そのソロの部分の感じがつかめて、とてもためになった。

「歌の伴奏とか、こういう色物は本当にうまくなったね」とY先生。
「これとは別に、ブラームスとかちゃんとした音楽をしっかりやっていかないとね」。
来年春の定期演奏会は、Y先生の指導で、シューベルトブラームスだ。

それにつけても、「キャンディード」の序曲の演奏がとりやめになったのが残念だ。

最後に「マクベス」。合唱合わせの時に、オケがちょっと崩れた場所を中心に。

ということで、18:10終了。

さて、練習開始の時に飛び込んできた、同僚の家族訃報の対応については、その後、休憩の時も、必要な電話連絡をしたが、どうしても、会社に行ってやらなければならない作業が残っている。

ということで、舞台のかたづけは勘弁してもらって、会社へ急いだ。

※練習と会社の往復に聴いた音楽
    バルトーク ピアノ協奏曲第1番、第2番
       ポリーニアバド=シカゴ響
    シベリウス フィンランディアトゥオネラの白鳥、「カレリア」組曲、タピオラ、
          悲しきワルツ、アンダンテ・フェスティーヴォ
       N.ヤルヴィ=エーテボリ響
    モーツァルト 協奏交響曲K297b
       ベームウィーン・フィル
    シューベルト 交響曲第5番
       ワルター=コロンビア響
    ベートーヴェン 交響曲第7番
       C.クライバーウィーン・フィル