鶴竜と豊真将は、いい相撲だった。今日一番の相撲。
攻防があったし、互いの持ち味が存分に出た。
豊真将の攻めが光ったが、前に出る時に、腰を寄せることができていれば、そのまま勝負をつけられただろう。
鶴竜が逆転できた余地はそこにあった。
何はともあれ、鶴竜としては、勝って5勝5敗の五分に戻せたのは実に大きい。
攻防があったし、互いの持ち味が存分に出た。
豊真将の攻めが光ったが、前に出る時に、腰を寄せることができていれば、そのまま勝負をつけられただろう。
鶴竜が逆転できた余地はそこにあった。
何はともあれ、鶴竜としては、勝って5勝5敗の五分に戻せたのは実に大きい。
1敗同士、関脇同士の琴奨菊と稀勢の里は、過去22対11とダブルスコアで琴奨菊に分のある対戦だったが、今回もあっけない相撲。琴奨菊が一方的に寄った。
どうしてもこういう相撲になる。稀勢の里としては、もうちょっと何かできなかったものか。
何より、立ち会いに張り差しにいったのがまずい。
左の相四つなのだから、当然左四つになるわけだが、四つ相撲が上手でない稀勢の里としては、組むにしても、立ち会いはまず突き放しておいて、離れた相撲から、自分に有利な形で組みにいくべきだ。
いきなり張り差しにいっては、少なくとも、相手にも五分の形で組まれてしまうことになる。
どうしてもこういう相撲になる。稀勢の里としては、もうちょっと何かできなかったものか。
何より、立ち会いに張り差しにいったのがまずい。
左の相四つなのだから、当然左四つになるわけだが、四つ相撲が上手でない稀勢の里としては、組むにしても、立ち会いはまず突き放しておいて、離れた相撲から、自分に有利な形で組みにいくべきだ。
いきなり張り差しにいっては、少なくとも、相手にも五分の形で組まれてしまうことになる。
臥牙丸も不気味だが。