naokichiオムニバス

69歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

深夜の大事件

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父の施設引っ越しで帰った木更津から戻り、夕食後、あ~疲れた、と早々と寝た。

いくらも経たぬ内、妻の、大変、大変! と叫ぶ声に起こされた。

何事だ? 地震か、火事か!

寝ぼけてもいたし、瞬間、何が起きたのか、さっぱりわからなかった。

上、上、と言われて見上げると、天井からボタボタと水が降っている。

水漏れ、というようなものではない。

1辺2メートルのL字の形で、雨が降るように水がしたたり落ちている。

何だ、何が起きてるんだ?

さっぱりわからぬながら、とにかく近くにあるタオル類を手当たり次第に持ってきて、水が落ちている下に敷く。

私の家は、14階建ての11階だ。

とりあえずパジャマ姿から着替えて、真上の家に行き、ドアホンを押す。

出てきた奥さんに、状況を説明し、水出してませんか、と尋ねる。

次いで、マンションの管理センターに電話して、夜間の警備の方に連絡。

すぐに来てくれた警備員の方に、状況を見てもらう。持ってきたカメラで、状況写真を撮影。

その後、警備員の方が上の家に状況確認に行ってくれたが、洗濯機のホースがはずれていたとかで、一過性の水漏れであることが判明。

原因がわかって、とりあえず一安心したのだった。

水漏れはほどなく治まってきたが、まだポタポタとしずくが落ちているので、ポリバケツや風呂の洗い桶を持ってきて、落ちている下、3カ所に置いた。

今の若い人は知らないだろうが、私が子供の頃は、雨漏りというのがまだある時代で、洗面器やバケツを置いたりしたものだ。

ポリバケツに落ちるしずくの音を聞きながら、何か懐かしい気持ちになった。

しかし、雨漏りするはずもないマンション住まいで、天井から水漏れとは。

大騒ぎですっかり目がさめてしまったので、記事を書くことにして、冷蔵庫から缶ビールを出したのでした。

しかしまあ、水でよかった。火でなくて。