昨24日(日)、WOWOWで放映された、小田(和正)さんの東京ドーム公演(昨年9月)を、録画もしながら観た。
これ観たさに、WOWOWに加入したのだが、正解だった。
日頃、「LIFE-SIZE」で、ライブ映像を観ることはできているが、これだけまとまった形でのライブ映像は貴重だ。
放映時間が2時間弱だったので、残念ながらノーカットではない。
前半でのメドレーを始め、何曲かがカットされたし、放映された曲のいくつかにも編集があったように思う。
前半でのメドレーを始め、何曲かがカットされたし、放映された曲のいくつかにも編集があったように思う。
それでも、よにかくよかった!
観ながらちょっと思い出したのが・・・。
ずいぶん昔、たぶん「レコード芸術」誌でだったと思うが、大木正興氏がインタビューでこんな趣旨のことを言っていた。
「例えば、ここにローマの写真が数枚あったとする。実際にローマに行って、その風景を見たことがある人は、その写真に写っていないものまで想像することができる」。
(この時の話のテーマは、昔よくあった、「生演奏とレコードの違い(優劣)」みたいなことだったと思う。古いことなので、記憶違いが色々あると思うが)
私は、東京ドームの公演には、実際に行った。
(今年4月の青森を含め、今次ツアーは全部で4公演に行っている)
(今年4月の青森を含め、今次ツアーは全部で4公演に行っている)
そうすると、今視聴している以上のものを感じることができるのだ。
画面に映し出されているもの以外のものを記憶によみがえらせることができる。
テレビの音声から伝わってくる以上に、あの時の会場全体の雰囲気だとか、盛り上がりを思い出す。
そんなことを実感した。
一言で言ってしまえば、やはり、自分の家で観る映像よりも、あのライブの場にいて全身で味わったものの方が、ライブ体験の度合いや、感じるものとしては、何倍も違う。当たり前のことだが。
一方、映像のメリットも当然ある。
まず音声。
あの広い東京ドームでは、ライブの空気感みたいなものを除くと、ヴォーカルや演奏がきちんと不足なく聞こえたわけではない。
だから、こうしてちゃんと録音された音声で聴くことの楽しみは大きい。
映像もだ。
今は、ライブ会場でも、大きなモニター画面に、都度演奏の状況が映し出されるが、こうして丁寧に編集された映像でじっくり観ることができるのは、大変ありがたい。
ということで、昨日の録画、DVDに落として保存版にします。