naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~本番指揮者による全曲集中練習

9月は、あれこれの用事が相次いだため、オケ練には1回しか出席できなかった。
さらに、10月最初の昨7日(日)の練習も、親戚の法事のため欠席。

8月以前も結構欠席が多く、こんなに出席率が悪い状態で推移するのは、入団以来初めてのことだ。

3連休の最終日、今日8日(月)の練習からは、ほぼ毎回練習参加できる見込み。
ここからがんばって、不安を取り除きたい。

今日の練習は、午前、午後の集中練習。本番指揮者Y先生の合奏だ。

午前の部 ヴィオラは全員出席!


日 時 : 2012年10月8日(月) 9:00~12:45
場 所 : Wave101 市民練習室
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : オベロン、シベ7
弦人数 : 9・9・12・10・3
弓の毛 : 無事

午前の練習には、ヴィオラは団員9人が全員参加!
団員が9人に増えてからは、たぶん初めてのこと。
さらに、お願いしているエキストラの方々が全員参加して下さったので、ヴィオラは本番メンバー全員が揃った。
当然、弦全パートの中では最多。本番1ヶ月以上前なのにすごいね。

Y先生から、「今日は人数が多いけど、団員が何人で、エキストラが何人なの?」と聞かれ、「団員9人にエキストラ3人です」と答えたら、「そんなに団員がいるのか」と驚かれ、さらに、「それなのに何で普段の練習は少ないんだろう?」と・・・(汗)。

今日の練習は曲順。

まず、ウェーバー「オベロン」序曲。

まず通してから、返し練習。

細かい練習になった。
「集中力のある朝の内にしっかりやろう。午後はあきらめてるけど(笑)」とY先生。

短い序曲だが、休憩をはさんでの練習になった。

前プロではあるが、こういう曲をしっかり演奏することが、メインの「運命」や、次回とりあげるブルックナーの4番の基礎になる、とのお話だった。

再度休憩の後、シベリウスの7番。

普段なかなか手が回らない終わりの方を、ということで練習記号Yからスタート。
その後、練習記号Wの後のプレストまで戻って、そこから最後まで。

そして、曲頭に戻っての練習となった。

本来、午後の練習は「運命」に費やす予定だったようだが、Y先生としてはまだシベ7を練習したいとのことで、昼食休憩をはさんで、さらに続けることになった。

昼食休憩に入るところで、エキストラのNさんとYさんから、「naokichiさん、この曲のどこがいいんですか」との追及(笑)が。
お二人とも、初めて今日弾かれたようだ。
「弾いてる内にわかりますよ」とうそぶいておいた。

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       お昼は、新浦安駅湾岸そばで中華そば。卵がかぶった(笑)。

午後の部


日 時 : 2012年10月8日(月) 13:45~18:00
場 所 : Wave101 市民練習室
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : シベ7、運命(4・1・2・3楽章)
弦人数 : 8・7・10・10・3
弓の毛 : 無事

引き続きシベ7。

午前の続きで、練習記号Hから。

Y先生によると、「このオケを振るようになってからここまでで、「幻想」とかの難曲もやってきたが、この曲が一番難しいかもしれない」とのこと。

そんな曲、選曲候補に出しちゃったんだね、私は・・・。

「とにかく身体でおぼえるしかない」と、ある程度の区切りの場所で何度も返しながら進んだ。

そして、午前中にやったプレストのところまで来たが、これがうまくつながらない。

「つながらねえなあ。あれだけやったのに(笑)」と、Y先生。

曲尾まで行ったところで終了。休憩。

再度、NさんとYさんに「全部弾いたら、いい曲でしょ?」と聞いてみたが、賛同は得られなかった(笑)。

もっとも、確かにこの曲を候補曲に提案したのは私だが、最終的には運営委員会で決まったことであって、別に私が運営委員会の席上で爆弾や銃を使って出席者を脅したわけではないので、私を恨まれても困るんだよね(笑)。

提案者としては、お二人以外も含め、本番までには、多くの人がこの曲をやってよかった、と思ってくれる、と信じたいが・・・。

休憩後は、「運命」。

まず、トロンボーンのある4楽章から。

提示部が終わったところで、「いい音がしている。他の楽章はどうだかわからないけど(笑)、この4楽章を聴けば、この曲の成功は約束されている」と、Y先生。
「あとは音色だな」。

返しながら4楽章を練習した後、1楽章を通して、一旦休憩。

休憩後は、1楽章の返し。

この楽章は、「建造物」のようなものなので、何回、何十回やっても、同じようにできなければならない、とのこと。
その最たるものとして、楽章冒頭、2度のフェルマータの後の、主題の提示部分、セカンド・ヴァイオリンから順にモチーフが受け渡されていくところを始め、みっちり練習した。

そして、先生によると、「本当はここからが大変」な、2楽章、3楽章。

3楽章は、時間の関係でやや駆け足となったが、2楽章まではじっくり練習できて、ためになった。

来週は、管と弦に分かれての分奏。

その翌週は、またY先生の合奏だ。その時点では、本番まで1ヶ月を切る。

※練習往復に聴いた音楽
    シベリウス 交響曲第1番、第2番、第3番、第4番
       マゼールウィーン・フィル