naokichiオムニバス

69歳、公務員、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

アメリカ旅行(10月2日(火))  いよいよ「カルメン」!

さあ、いよいよ「カルメン」!

今回チョイスした席は、オケピットも含めて、舞台正面から見下ろすポジション。
実際座ってみて、いい席だったと思う。

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16年前に、ここで「トスカ」を観た時は、確か、「オーケストラ」という名前の1階のフロアだったと思う。オケは見えず、舞台を同じ平面で観る形だったと記憶する。
今回は、舞台全体を俯瞰する形だったので、「トスカ」の時の記憶に比べると、舞台が狭く感じられた。

指揮 Michele Mariotti
カルメン Anita Rachvelishvili
ドン・ホセ Yonghoon Lee
エスカミーリョ Kyle Ketelsen
カエラ Kate Royal

Richard Eyreによるこの演出は、2010年1月から用いられているそうだ。

台詞でなく、レシタティーヴォでつなぐスタイル。
舞台装置は、リアリティを追求した保守的なものではなく、やや抽象的な作りだった。
男女1組のダンサーが、何度か出てきた。この演出独自のものかと思う。
このダンサーも含め、この演出は、全体的に少々エロティックな要素を前面に出したものだった。
また、完全な肉声ではなく、PA補強をしているように思われた。これは妻も同意見。

以前、このブログ周辺で「バトン」が流行っていた頃、もし、プロオケで弾けるくらいの技量があったら、どこのオケに入りたいか、という話に、私は、メトロポリタン歌劇場のオケか、サイトウ・キネンと答えたことがある。
やっぱり、オペラのオケっていいよねえ。

1幕と2幕の間に3分間の休憩。2幕の後に30分間の休憩。そして、3幕と4幕の間に2分間の休憩。
短い休憩の間は、席を離れられないので、席から立ち上がって身体を伸ばすのが関の山。