15日(日)、J:COM浦安音楽ホールで行われた、クァルテット・エクセルシオの演奏会を聴きに行った。


●クァルテット・エクセルシオ~結成30周年記念スペシャルコンサート~
日 時 2024年12月15日(日) 13:30開場 14:00開演
会 場 J:COM浦安音楽ホール コンサートホール
ヴィオラ 中 恵菜
チェロ 佐藤晴真
[アンコール] ブラームス 弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 第3楽章
ヴィオラ、チェロにゲストを招き、弦楽四重奏、五重奏、六重奏、と並べたプログラムだ。
プログラム冊子から。



はさみこまれていた、J:COM浦安音楽ホールの情報誌「おとなみ」。
ホールのレジデンシャル・アーティストであるクァルテット・エクセルシオの特集である。
メンバー紹介が載っているが、西野(ゆか)先生、吉田(有紀子)先生、揃ってお酒が趣味(笑)。さもありなん。知ってますよー。


私の席は1階D列12番。このホールのD列は前が通路で空間があり、前の席より少し高いのでお勧めだ。
女性3人は真っ赤なドレス。
最初の四重奏は、たぶん初めて聴く。
円熟の傑作、ハイドンセットとは異なり、やはり青いリンゴ、という感じだ。
堅苦しくなく楽しい。自分でも弾いてみたいと思わされる。
ヴィオラの中さんがファーストヴィオラに加わっての五重奏は、さすがに充実感が違う。
1楽章が始まってすぐのファーストヴィオラのメロディは、かなり自由に弾いている感じがある。縦線をきっちりと合わせた進行でなく、横に流れるような音楽。
5人がとけあって、というよりは、いつもの4人プラスゲスト、という感じを受けた。
2楽章以後はこちらも慣れたのか、少し落ち着いて聴けた。
この曲は久しぶりに聴いたが、ゆっくりした3楽章の後、4楽章に入ってまた序奏があるのは、これ要るのか? とちょっと思った。
20分の休憩後、チェロに佐藤さんが加わって、メインのブラームス。
前日、浜離宮朝日ホールで弦楽六重奏(R.シュトラウス、シェーンベルク)を聴いており、連日の六重奏鑑賞となった。
(これはまったくの偶然だが、前日にチェロを弾かれていた辻本玲さんと、この日の中さんはご夫婦である)
演奏に先立って、大友(肇)先生が、中さん、佐藤さんを伴って登場、短いトークがあった。
ゲストのお2人は、このホールでの演奏は初めてとのこと。
改めて6人の奏者が登場。
下手側から、西野先生、北見(春菜)先生、佐藤さん、大友(肇)先生、吉田先生、中さんという並び。ゲストはいずれもファーストのようだった。
モーツァルトとブラームスの違いもあるが、五重奏から六重奏に編成が拡大されると、室内楽というより弦楽合奏のディヴェルティメントのような、ちょっと別の世界という気がする。
全4楽章、大変聴きごたえがあった。ブラームスの音楽が、若い時の作品とは言え、とても緻密に丁寧に書かれていることを感じた。
中さんのヴィオラはとてもパワフル。2楽章ではまさにファーストヴィオラ、という感じだった。それと、4楽章最後の最後、速度を速めて終わるくだりは圧巻だった。
吉田先生のファーストヴィオラでも聴いてみたいと思った。
アンコールとして、3楽章が演奏された。
16:22終演。