naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~もう明日は本番。GP

日 時 : 2012年11月17日(土) 13:00~20:00
場 所 : 浦安市文化会館大ホール
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : オベロン、シベ7、運命(1~4楽章)、アンコール曲
弦人数 : 13・12・12・9・4
弓の毛 : 無事

本番前日。GP(ゲネラル・プローベ、総練習)である。
本番会場を前日に借りてのGPができるのは、浦安オケの恵まれたところだ。

これ、私の楽器です。

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12:00集合。

大ホールの入口を入ると、チェロの皆さんがパート練習中。えらいなあ。

舞台セッティング。いつものように、山台を組み、椅子と譜面台を並べる。

13:00練習開始。曲順で。

まず、ウェーバー「オベロン」序曲。
通し演奏の後、返し練習。

休憩の後、シベリウスの7番。
ここからは、通し演奏はなく、途中途中で止めながらの練習だった。

練習記号Hの後の4分の6の前まで。
ここで、A’に戻って練習し、さらに曲頭に戻って返し。
Qの先まで行って、返し。
曲尾まで。

先週の練習を欠席した。2週間ぶりに弾くシベ7なのだが、1週間空いただけで、少なからずヤバい。
Lの後のアダージョで、自分だけ合わなくなった。
Wの先のプレストも同様。
いずれも弾きっぱなしの箇所なので、落ちたとか休みを数えられず入れなくなったわけではないが、弾きっぱなしにもかかわらず、数え間違えたようだ。
返しで弾いてもまた間違った。う・・・・(汗)。

休憩の後、ベートーヴェン「運命」。

1楽章はやっぱり難しい。
この楽章をきっちりと構築するのは、本当に難しい。個人的にも、オケとしても。
再現部まで行ってしまえば、そこからは大丈夫なんだけど。
やっぱり前半部分は、そのたびに違う感じになっているような気がする。
「あわてないこと」と、Y先生。

2楽章までやって短い休憩。

そして、3楽章、4楽章。

17時過ぎから1時間の夕食休憩。

再開後は、全曲を曲順に通し練習。
返し練習は一切なく、止めずに全部通した。

シベ7は、夜のこの通し練習に至って、午後できなかったところがやっとできた。
しかし、うっかりすると他の箇所がおかしくなる。気が抜けない・・・。

休憩の後、「運命」。
今日は、2楽章を弾いていて、いい曲だなあと思った。

最後にアンコール曲。これはだいぶ細かい練習になった。

明日が本番なので、ステージのバラしはない。

楽器や楽譜を楽屋に預けて表に出た。

大雨だ。明日は天気も好転するらしいのが幸いだ。

新浦安駅構内に掲示されたポスター。

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さて、何にせよ、もう明日は本番。

たびたび書いてきたが、このオケに入団以来、これだけ練習の出席率が悪かったのは初めてだ。
色々な用事が立て込んだので仕方がないことではあるのだが、半年の練習期間、どの曲もしっかり弾き込めたとは言えない状態で、明日の本番を迎えるのが、不安でもあり心残りでもある。

とりわけシベ7。
これも再三書いてきたが、どうせだめだろう、と選曲段階で候補に挙げたら、最後まで落ちることなく、びっくりの結果。
このオケで、と限らず、もう弾く機会があるとは思えぬこのシベ7なのに、半年間、悔いなく堪能したとはとても言えない。これは本当に不本意なことだ。

上に書いたように、本番前日でありながら、こんな状態なのだから。

そのシベ7、以前、「本番では、みんながこの曲をやってよかったと思うはずだ」、「弦のメンバーは、Zを弾いて全員がカタルシスを感じるはずだ」と書いた。

まあ、自分自身もこんな状況なので、そんなタンカももう昔のこと、という感じではあるのだが、実際、団員の皆さんは、ワケワカラン感満載で始まったこの曲、ここまで来てみてどうなんだろうか。

そして、明日客席で聴いて下さるお客さまには、我々のシベ7は、どう聞こえるんだろう。

明日の演奏会、私がお配りしたチケットは43枚。シベ7と「運命」というこの組み合わせのプログラムを、楽しんでいただけるといいのだが。

明日。しっかりがんばります!

※練習往復に聴いた音楽
    シベリウス 交響曲第7番
       渡邉暁雄ヘルシンキ・フィル(1982年福岡ライブ)
       コリン・デイヴィス=ボストン響
    メシアン 世の終わりのための四重奏曲
       タッシ
    武満 徹 弦楽のためのレクイエム
       小澤征爾トロント
    武満 徹 アステリズム
       高橋悠治小澤征爾トロント