4日(月)から始まった、「とと姉ちゃん」。
昨9日(土)、午前中のBSのまとめ放送で、第1週の6回分を観た。
5回目で、西島秀俊演ずる父竹蔵が亡くなり、早くも「西島ロス」と言われているそうだが、「あさロス」から僅か6日。史上最短の「ロス」間隔であろう。
同誌を愛読していた亡き母に見せたかったと、しみじみ思う。
また、子供の頃から同誌を同じく愛読してきた私にとっても、自分のためにあるドラマのように思えるし、これを自分が観ずして誰が観るのだ、という気持ちはある。
第1回の放送は、「あなたの暮し」の編集部のシーンから始まるが、乳母車と電気釜の商品テストの様子が映ったのに、まず、「おお」、という思いがした。
そして、編集室に並んで飾られている「あなたの暮し」のバックナンバーを観て、また、「おお」。誌名こそ「あなたの暮し」となっているものの、絵柄のデザインは、「暮しの手帖」第1世紀のもの。花森安治氏の作品だ。
こうした思いで観ている視聴者は、他にもたくさんいるんだろうな。
ところで。
先日買った、NHK出版のガイド本を見ていた妻が発見して教えてくれたのだが、このドラマ、木更津でロケが行われるらしい。
第1週は、もっぱら浜松を舞台に物語が進んだが、この後、どこで木更津が出てくるんだろう。
大橋氏が木更津と何かゆかりがあったという話は、母からも聞いた記憶がないので、おそらく、木更津そのものということでなく、どこか他の土地という設定で使われるのかもしれないが、いずれにしても、今後注目して観なければ。