naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

松本モーツァルト・オーケストラ練習今季初参加

4月29日(土)、松本モーツァルト・オーケストラの練習に、今季初参加。1泊で松本まで行ってきた。

   松本モーツァルト・オーケストラに3回目の参加
      https://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/65658700.html

14:04東京駅発の、あさま613号に乗車。

   松本へ
      https://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/65730145.html

途中、軽井沢、佐久平を通過。3月に、「ドイツ・レクイエム」のワークショップで来たばかりだが、今回は通過点、さらに遠くまで行く。

松本モーツァルト・オーケストラの今回の演奏会は、40番のシンフォニーを2回、初稿と第2稿の両方、演奏することになっている。

初稿のスコアを持っていないので、半月ほど前に、山野楽器の本店の楽譜売場にさがしに行った。

どうかな、あるかな、と思いながら見たら、両稿が併記された形のDOVERのスコアを発見! 即座に買い求めた。

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上から3段目~5段目が、初稿(フルート1、オーボエ2、ファゴット2)の木管。そして、上から1段目~2段目が、第2稿(フルート1、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2)のオーボエクラリネット

フルートとファゴットは、両稿とも同一で、クラリネットが加わる第2稿では、オーボエの楽譜に異同が生じるようだ。

長野への車中では、このスコアを見ながら、両稿の音源をウォークマンで聴いた。意識を持って聴き比べるのは初めてで、浅学を恥じるが、こうなってるんだ、と興味深く思った。

15:53長野着。16:00発の名古屋行き、しなの20号に乗り換え。

   長野で乗り換え
      https://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/65730199.html

そう言えば去年、松本での練習に向かう時、強風で京葉線が止まってしまって、遅刻したんだったなあ。

   京葉線43分ストップで予定の新幹線に乗れず
      https://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/65286486.html

今日の、しなの20号も、単線区間で行き違い相手の電車が遅れたため、松本には7分遅れで17時前到着。

気温14℃。ちょっとひんやり感じる。

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18:00からの練習にはまだ時間があるので、何か軽く食べておこう、と思い、駅前で周囲を見渡したら、蕎麦屋を発見。

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榑木野(くれきの)という店だ。

ざるそばを注文。大ざるそばというのもあったが、おやつ代わりというか、練習終了までのおしのぎ、くらいのつもりだったので、ざるそばにとどめたが、それでも充分過ぎる量!

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普通でこれだと、大ざるそばはどんな量なんだろう。

店を出て、目の前のタクシー乗り場からタクシーに乗車。

練習会場の鎌田地区公民館には、数分で到着。

車をおりると、コンマスのUさん、息子さんが到着されたところだった。

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1階の大会議室へ。

1年ぶりの松本・モーツァルト・オーケストラの皆さんとの再会である。

このオケの中核メンバーであり、団内ユニット、トリオMMOのメンバーでもある、フルートのOさん、ヴァイオリンのMちゃん(浦安オケ)、ヴィオラのCさんはもちろんおられる。

また、マウントあさまのお仲間、ヴァイオリンのKさん、チェロのSさんの顔も。

今回の練習、弦は、5・5・4・3・1。

私は2プルトの表。このオケではいつもヴァイオリンのCさんが、今回はトリオの時と同じくヴィオラで乗られるそうで、2プルトの裏に座られると知って、えー? と驚く。いつもトリオMMOで見事な演奏を聴かせていただいているCさんと同じプルトで弾くなんて、恐れ多い。恐ろしい・・・。

練習は、40番の初稿から。

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本番指揮の横島勝人先生の練習は、要求が高かった。

1楽章だけで1時間。その後、3楽章。休憩の後、4楽章、2楽章。

初稿の練習に、2時間余りを費やした。

再度休憩の後、今度は第2稿。管の奏者は交代する。Oさんは、第2稿に乗られる。弦は同じ編成である。

2楽章、3楽章、4楽章、1楽章と練習した。

初稿は、リピートを省略。第2稿は、すべてのリピートを行うようだ。間違てしまいそうだ。

実際演奏してみてわかったが、木管がフルに揃う第2稿は、初稿に比べて音量が豊かになる。

そのこともあってか、両稿の演奏では、場所によって、弦のダイナミックを調整して演奏するように指示があった。

隣のCさんは、しっかりした音でバリバリと弾かれる。当方としては、大変弾きやすく、ありがたかった。

残り時間が少ない中、もう1曲の演奏曲である、ニ長調のシンフォニー、K196+121(207a)を練習した。

こちらの弦は、4・4・3・2・1。ヴィオラも1人減ったが、何とCさんが降り番だと言う。

げっ、という感じだ。このオケの本来のメンバー(コンマスUさんの娘さん)であり、しっかり弾ける彼女が残り、私が降り番でいいのに、何だってそんな話に・・・。

限られた時間ではあったが、3つの楽章をひと通り練習。

初参加ながら、全部の曲をともかくも弾けてよかった。

それにしても、40番のシンフォニー。高校時代から、何十回、何百回
聴いてきたかわからない曲だが、自分で演奏する立場として、2時間余りを過ごして、とにかく、「奇跡のような音楽」と言う他はない、とつくづく感じた。

22時前、練習終了。

セカンド・ヴァイオリンのトップを務める、コンマスUさんの息子さんのKさんに、車で松本駅近くのホテルに送っていただいてチェックイン、その後、またKさんの車で移動して、有志の飲み会に参加。

過去2回の参加の時にも行った、香根という台湾料理の店だ。この店は、松本・モーツァルト・オーケストラの演奏会を毎回協賛して下さっている。

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横島先生始め。Uさん親子、Oさん、Mちゃんたちが既に始めているところに合流、計9人で飲んだ。

この店は、どの料理もとても美味しい。

ビール、紹興酒、焼酎、日本酒を思い思いに飲みながら、料理を楽しんだ。

焼餃子。
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きゅうりとチャーシュー。
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水餃子。
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海老マヨ。
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麻婆豆腐。
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写真を撮りそびれた料理も多数。毎回頼むパンも美味しかった。

途中、フルートのOさんは、地元の静岡まで車を運転して帰られた。所属オケの合宿があるのだそうだ。

残ったメンバーは、1時頃、店を出た。

ホテルに戻って、すぐ寝た。

翌日は、東京に戻ったら、その足で浦安オケの練習である。

※練習往路に聴いた音楽
    シューマン 交響曲第4番
       サヴァリッシュドレスデン国立歌劇場管
    ベートーヴェン エロイカ
       モントゥー=アムステルダム・コンセルトヘボウ管
    モーツァルト 交響曲ニ長調K196+121(207a)
       アーノンクールウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
    モーツァルト 歌劇「にせの女庭師」序曲
       ハーガー=ザルツブルク・モーツァルテウム管
    モーツァルト 交響曲ニ長調K196+121(207a)
       飯森範親=山形響
    モーツァルト 交響曲第40番(初稿)
       ベームウィーン・フィル
    モーツァルト 交響曲第40番(第2稿)
       カラヤンウィーン・フィル
    ブラームス 交響曲第2番
       マゼールクリーヴランド