4月29日(土)、松本モーツァルト・オーケストラの練習に、今季初参加。1泊で松本まで行ってきた。
14:04東京駅発の、あさま613号に乗車。
松本モーツァルト・オーケストラの今回の演奏会は、40番のシンフォニーを2回、初稿と第2稿の両方、演奏することになっている。
初稿のスコアを持っていないので、半月ほど前に、山野楽器の本店の楽譜売場にさがしに行った。
どうかな、あるかな、と思いながら見たら、両稿が併記された形のDOVERのスコアを発見! 即座に買い求めた。
長野への車中では、このスコアを見ながら、両稿の音源をウォークマンで聴いた。意識を持って聴き比べるのは初めてで、浅学を恥じるが、こうなってるんだ、と興味深く思った。
15:53長野着。16:00発の名古屋行き、しなの20号に乗り換え。
そう言えば去年、松本での練習に向かう時、強風で京葉線が止まってしまって、遅刻したんだったなあ。
今日の、しなの20号も、単線区間で行き違い相手の電車が遅れたため、松本には7分遅れで17時前到着。
気温14℃。ちょっとひんやり感じる。
18:00からの練習にはまだ時間があるので、何か軽く食べておこう、と思い、駅前で周囲を見渡したら、蕎麦屋を発見。
榑木野(くれきの)という店だ。
ざるそばを注文。大ざるそばというのもあったが、おやつ代わりというか、練習終了までのおしのぎ、くらいのつもりだったので、ざるそばにとどめたが、それでも充分過ぎる量!
普通でこれだと、大ざるそばはどんな量なんだろう。
店を出て、目の前のタクシー乗り場からタクシーに乗車。
練習会場の鎌田地区公民館には、数分で到着。
車をおりると、コンマスのUさん、息子さんが到着されたところだった。
1階の大会議室へ。
1年ぶりの松本・モーツァルト・オーケストラの皆さんとの再会である。
また、マウントあさまのお仲間、ヴァイオリンのKさん、チェロのSさんの顔も。
今回の練習、弦は、5・5・4・3・1。
私は2プルトの表。このオケではいつもヴァイオリンのCさんが、今回はトリオの時と同じくヴィオラで乗られるそうで、2プルトの裏に座られると知って、えー? と驚く。いつもトリオMMOで見事な演奏を聴かせていただいているCさんと同じプルトで弾くなんて、恐れ多い。恐ろしい・・・。
練習は、40番の初稿から。
本番指揮の横島勝人先生の練習は、要求が高かった。
1楽章だけで1時間。その後、3楽章。休憩の後、4楽章、2楽章。
初稿の練習に、2時間余りを費やした。
再度休憩の後、今度は第2稿。管の奏者は交代する。Oさんは、第2稿に乗られる。弦は同じ編成である。
2楽章、3楽章、4楽章、1楽章と練習した。
初稿は、リピートを省略。第2稿は、すべてのリピートを行うようだ。間違てしまいそうだ。
実際演奏してみてわかったが、木管がフルに揃う第2稿は、初稿に比べて音量が豊かになる。
そのこともあってか、両稿の演奏では、場所によって、弦のダイナミックを調整して演奏するように指示があった。
隣のCさんは、しっかりした音でバリバリと弾かれる。当方としては、大変弾きやすく、ありがたかった。
残り時間が少ない中、もう1曲の演奏曲である、ニ長調のシンフォニー、K196+121(207a)を練習した。
限られた時間ではあったが、3つの楽章をひと通り練習。
初参加ながら、全部の曲をともかくも弾けてよかった。
それにしても、40番のシンフォニー。高校時代から、何十回、何百回
聴いてきたかわからない曲だが、自分で演奏する立場として、2時間余りを過ごして、とにかく、「奇跡のような音楽」と言う他はない、とつくづく感じた。
聴いてきたかわからない曲だが、自分で演奏する立場として、2時間余りを過ごして、とにかく、「奇跡のような音楽」と言う他はない、とつくづく感じた。
22時前、練習終了。
横島先生始め。Uさん親子、Oさん、Mちゃんたちが既に始めているところに合流、計9人で飲んだ。
この店は、どの料理もとても美味しい。
ビール、紹興酒、焼酎、日本酒を思い思いに飲みながら、料理を楽しんだ。
焼餃子。
きゅうりとチャーシュー。
水餃子。
海老マヨ。
麻婆豆腐。
写真を撮りそびれた料理も多数。毎回頼むパンも美味しかった。
途中、フルートのOさんは、地元の静岡まで車を運転して帰られた。所属オケの合宿があるのだそうだ。
残ったメンバーは、1時頃、店を出た。
ホテルに戻って、すぐ寝た。
翌日は、東京に戻ったら、その足で浦安オケの練習である。
※練習往路に聴いた音楽
シューマン 交響曲第4番
サヴァリッシュ=ドレスデン国立歌劇場管
ベートーヴェン エロイカ
モントゥー=アムステルダム・コンセルトヘボウ管
モーツァルト 交響曲ニ長調K196+121(207a)
アーノンクール=ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
モーツァルト 歌劇「にせの女庭師」序曲
ハーガー=ザルツブルク・モーツァルテウム管
モーツァルト 交響曲ニ長調K196+121(207a)
飯森範親=山形響
モーツァルト 交響曲第40番(初稿)
ベーム=ウィーン・フィル
モーツァルト 交響曲第40番(第2稿)
カラヤン=ウィーン・フィル
ブラームス 交響曲第2番
マゼール=クリーヴランド管
シューマン 交響曲第4番
サヴァリッシュ=ドレスデン国立歌劇場管
ベートーヴェン エロイカ
モントゥー=アムステルダム・コンセルトヘボウ管
モーツァルト 交響曲ニ長調K196+121(207a)
アーノンクール=ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
モーツァルト 歌劇「にせの女庭師」序曲
ハーガー=ザルツブルク・モーツァルテウム管
モーツァルト 交響曲ニ長調K196+121(207a)
飯森範親=山形響
モーツァルト 交響曲第40番(初稿)
ベーム=ウィーン・フィル
モーツァルト 交響曲第40番(第2稿)
カラヤン=ウィーン・フィル
ブラームス 交響曲第2番
マゼール=クリーヴランド管