naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

フリードリヒ・グルダのチェロ協奏曲を初めて聴く

フリードリヒ・グルダの「チェロ協奏曲」を初めて聴いた。

05年1月の「フリードリヒ・グルダ・メモリアル・コンサート」の映像である。
05年2月に教育テレビの「芸術劇場」で放映されたのを録画して、ずっと見ないままでいたのだが、HDの残容量が乏しくなってきたので、今日になってやっと見たのだ。

ゴーティエ・カプソンという人のチェロ、アルミンク指揮の新日本フィルである。

この曲は、80年代初めに、PHILIPSからレコードが発売されたことがあった。気にはなりながら、当時購入はせず、とうとう今日まで耳にする機会がなかった。

オケの弦は、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロがなく、コントラバスのみ。ドラムスとクラシックギターが加わる。

前衛的な作品では全然なく、基本的にメロディアスな音楽だった。初めて聴く者にもとてもわかりやすい。
しかし、通俗的な安っぽい音楽に陥ることはない。
非常に聴きやすく、しかし深味も説得力もある、良い曲だと思った。

今、CDでは発売されているのだろうか。
誰の演奏でもいいし、輸入盤でもいいので、どこかで見つけたら是非買いたいと思う。