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68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

茂木大輔先生の「エロイカ」ワークショップ分奏に参加

28日(日)は、浦安シティオーケストラの合奏が終わった後、東陽町に向かった。

茂木大輔先生のベートーヴェンワークショップの分奏に参加するためだ。

 

茂木先生のワークショップには、昨年7月の第1回に参加した。7番がテーマ曲だった。

大変勉強になったことや、ホルンのJさんを中心とする行き届いた運営に感銘を受けたことで、次の機会があれば是非参加したいと思っていた(ベートーヴェンの9曲を全部やると聞いている)。

 

第2回目として「エロイカ」をテーマ曲として開催するとの案内を受け、一も二もなく参加申込をした。応募者が多く、参加がかなわない人もいたようだが、幸いにも昨年に続いて参加させてもらえることになった。

 

 

指導者は以下の通り。

・指揮者:茂木 大輔 先生
・ゲストコンサートマスター:猶井 悠樹 先生
・ゲストセカンドヴァイオリン:村尾 隆人 先生
・ゲストヴィオラ:中村 翔太郎 先生
・ゲストチェロ:西山 健一 先生
・ゲストコントラバス:岡本 潤 先生
・ゲストフルート:山本 葵 先生
・ゲストオーボエ:和久井 仁 先生
・ゲストホルン:熊井 優 先生

弦楽器5パートのトップは、全員N響の楽員である。

 

ワークショップは、3ステップで構成されている。

 

①オンライン勉強会 2024年4月12日(金) 20:00~22:30

茂木先生が講師。ボリュームのある資料も茂木先生が作成。

※Zoomを使っての開催だったが、当日は、「ながらの春 室内楽の和音楽祭」の室内楽セミナーに参加して家を空けていたので、後日アーカイブ動画を視聴した。

 

②分奏(任意参加) 2024年4月28日(日) 18:00集合、18:30チューニング~21:15終了予定 (江東区文化センター)

※これが今回参加した分奏である。

 

③ワークショップ 2024年5月12日(日) 9:00集合、9:30チューニング~21:00終了予定 (古石場文化センター)

 

分奏の会場は初めて行くところだったが、東陽町駅からほど近い。迷わずに行けた。

 

見えてきた。

 

そうか、ここは補選東京15区なんだ。この日が投票日。

 

着いた。

 

弦は2階のサブ・レクホール、管は3階の大研修室。

 

18:00~21:15の前半は、弦は茂木先生の指揮、管はゲストの先生方の指導。後半は茂木先生が管の部屋に移動され、弦はゲストの先生方の指導となる。

 

18時前、サブ・レクホールに入室すると、既にセッティングが進行中だった。

 

今回のワークショップ、ヴィオラの受講生は10人。ゲストの中村翔太郎先生を加えて11人となるが、全員が今回の分奏に参加した。

席順については、事前に運営からアンケートがとられ、表裏、前後の希望を出せるようになっていた。私は希望なし「おまかせ」で意思表示していた。

アンケートの結果を踏まえ、4通りの席順が通知された。

   ①今回の分奏 ②5月の全奏・朝コマ ③昼コマ ④夜コマ

それによると、私は①では1プルトの裏、②5プルト裏、③3プルト裏、④5プルト裏、とされている。アンケートでトップサイドを希望した人は、1コマはその席で、後ろを希望した人以外は、1コマは1~2プルトで、さらにコマごとにプルト表裏の組み合わせは全部変える形での配置とのこと。

私はトップサイドを希望していないが、後ろも希望しなかったので、1コマは1~2プルトで、の原則から、今回の分奏はトップサイドで中村先生の隣となった(なってしまった)。

 

椅子が並べられたので、トップサイド席に座る。

弦の参加者は59人と聞いていたが、その人数にはやや手狭な感じの部屋だった。

 

開始時刻の少し前に、茂木先生と運営のJさんが入室。

 

定刻になり、格別の開講セレモニーはないまま、音出しとなった。

このワークショップの譜面台は、1人1台とされているが、1プルトについては私の楽譜を中村先生と2人で見る形で弾いた。

 

1楽章から。

 

事前に聞いていた茂木先生のテンポは4分音符=162~168とされていて、相当速い。

ついていけるかと思っていたが、中村先生にひきずられるように何とかくらいついていった。

再現部まで行ったところで止まって、曲頭に戻って返し。

ボウイングは事前にもらっていたが、中村先生が変更するところを随時書き込んで下さる。その内容は、2プルトに伝え、以下後ろに伝言ゲーム。

 

2楽章から4楽章までは、時間の関係で、飛ばしながらの練習になった。

前回もそうだったが、練習記号を示す際、茂木先生は「伊東四朗のI」とか「カトちゃんペのP」とかの言い方だった。

 

2楽章までは何とかがんばれたが、ずっとしゃかりきになって弾いたら、後半2つの楽章は疲れてきてしまい、集中がとぎれた。

5月の時は1日長いし、少しペース配分も考えないといけないな。

(翌29日(月)の朝起きたら、背中とお腹が張って呼吸が楽にできない。がんばって弾きすぎたからのようだった。背中に湿布を貼って午前中は横になって過ごした)

 

20時頃、茂木先生が管の指導に移動され、15分休憩。

以後は、ゲストの先生方による練習となった。コンマスの猶井先生が進行されるが、他の4先生も随時指示や意見などを出された。うらやすシンフォニエッタでのクァルテット・エクセルシオの先生方の練習のつけ方と似た感じだった。

 

2楽章と4楽章のそれぞれ要所を練習した。

 

せっかく中村先生の隣に座れたので、先生の弾き方をできるだけ見て、合わせて弾くように努めた。

先生の音はとにかく大きい。弾いていると、何だか自分も弾けているような(笑)気がしてしまうが、そこは勘違いするとまずい。

2週間後の全奏に向けて、特に今回あまりやらなかった後半2つの楽章を中心にさらいたい。

 

21:15頃、あっという間に分奏終了。短かった。もっと長ければいいのに、と思いながら中村先生にご挨拶して会場を後にした。

昨年の7番の時は、このような事前分奏はなかった。また、全奏の時間も今回の方が長いので、全体としての練習時間はだいぶ長くなった。念入りに仕上げられることだろう。

全奏の日は、浦安シティオーケストラの練習は欠席する。浦安は本番2週間前というタイミングなので、欠席は問題だが、こちらの学びの場も大切にしたい。

 

※分奏往復に聴いた音楽

    オフコース FAIRWAY

    オフコース Three and Two

    オフコース We are

    オフコース I LOVE YOU(アルバム)

    オフコース NEXTのテーマ -僕等がいた