naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

人の縁とは不思議なもので

昨日のご近所アンサンブル練習で、もう一つ別の話が。

セカンド・ヴァイオリンのHさんから、以前にメールで打診のあった話だが、10月に、卒業された千葉市内の中学校でバザーがあり、その前座のアトラクションとして、我々の弦楽五重奏で何か演奏しないか、というのである。
この中学は、チェロのIさんの母校でもある(お二人は同級生)。

これまで集まっては内輪で合わせて終わっていたのが、いよいよ人さまに聴いて頂く、デビュー演奏の機会である。
昨日の練習では、全員都合がつくことを確認、出演を決定。

さて、そうなると、何を演奏するかだ。
15~30分。内容は当方に一任ということらしい。

クラシックだけという訳にはいかないと思ったので、私の手元にあった適当そうな楽譜を昨日は持って行き、クラリネット五重奏の合間に、合わせてみた。
唱歌のアレンジものや、ディズニー音楽のアレンジものである。

そんな中から3曲ほどをやることにした。

それから、弦楽五重奏で出るので、かねて合わせてきているモーツァルトの弦楽五重奏から何か、ということで、ハ長調K515の第1楽章も演奏することに決めた。

8月、9月と、この演奏のための練習に励むことになる。




ところで、この話にはもう一つの縁がからんでいることがわかった。
我々が演奏することになったこの中学校には、かつて私の母方の伯母が音楽の教師として勤務していた。
最初の話がHさんからあった時、校名を聞いて、おやっと思った。
もしかしたら、伯母の勤務時期と、Hさん、Iさんの在学時期はラップしているのではないかと思い、お尋ねしてみると、お二人とも伯母に教わったというのだ。
どこでどういう縁がつながっているか、わからないものだと思った。

伯母は、当時から今もその学校の近くに住んでいる。
是非知らせて、当日は聴きにきてもらおうと思っている。

しかし、こうしてみると、楽器を演奏しているということを中心に、人とのご縁が色々とつながってきているのを感じる。

中学の同級生だったセカンドのHさんとIさんが、一緒にアンサンブルをしていた
→Iさんと同じマンションに済む先輩格のファーストのHさんが加わった
→私が、マンションの掲示板に浦安オケの演奏会のチラシをPR掲示(ヴィオラの団員と付記)
→それをご覧になったファーストのHさんが、同じマンションにヴィオラ弾きがいることを知る
→Hさんから、ヴィオラがいると弦楽四重奏ができるので加わらないかと私にメール
→昨年8月に練習初参加、弦楽四重奏編成での集まりが始まる
→しばらくして、ヴィオラがもう1本いたら、の話が出る
→私がマンション管理組合でご一緒していたTさんから、「娘が千葉市内のアマオケヴィオラを弾いている」と聞いたことがあったのを思い出す
→Tさんを通じて娘さんに参加打診
→Tさん娘が参加して下さるようになり、弦楽五重奏編成となる
→名古屋に住む元浦安オケ仲間のびんちゃんと、ブログ、メール、mixiでやりとりする内に、実家帰省を利用しての昨日のクラリネット五重奏が実現

そして、別途話が持ち上がった中学のバザーは、卒業生のお二人が、私の伯母の教え子であるという別の縁でもつながっていた。

長く生きてきた、そして多少は長く楽器の演奏を続けてきたことでの、ご縁のつながりである。
これからも、また新しいご縁や出会いがあるだろうか。

人の縁とは不思議なもので~「縁切寺」(さだまさし詩)