naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

大関陣のふがいなさをカド番場所で見る

前の記事で、大関の不成績を嘆いた。

私は、平成14年以降の大関の成績を、excelのファイルに記録してきているのだが、今場所の成績を入れてから、改めて見直して、「カド番」について見てみた。

平成14年1月場所から今度の1月場所まで、6年と1場所で、「カド番大関がいなかった場所」がどれだけあったか、ということだ。

ちょっと、驚くべき結果なのだ。

  平成14年 3場所
  平成15年 2場所
  平成16年 2場所
  平成17年 0場所
  平成18年 2場所
  平成19年 2場所

ね、ちょっとびっくりしませんか?

平成14年で、半分。
平成15年以降は、年の半分以上の場所で、常に「カド番大関」がいるのだ。

一番ひどい平成17年。この年は、千代大海魁皇が、毎場所交互にカド番。

これは、やはり、横綱に次ぐ第二の地位とは言い難いのではないだろうか。

ちなみに、明けた平成20年。
この1月場所は、琴欧洲がカド番だった。
そして、次の3月場所は、今場所の休場で、千代大海がカド番となる。
早くも、6場所の内、最初の2場所は「カド番のいる場所」になってしまっている。
残る4場所が、カド番なしでいければ、平成14年以降では最も好成績ということになるのだが、どうだろうか。