naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~新しい曲の譜読みに急遽参加

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  本日のランチ。アトレのちりめん亭で中華そばと野菜餃子。
  この店は非常に狭いこともあって、いつも混んでいるのだが、今日は珍しくすいていてすぐ入れた。



日 時 : 08年6月15日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : 団内指揮者K氏
内 容 : 合奏
曲 目 : スラヴ舞曲、新世界(1~4楽章)
弦人数 : 7・7・5・9・3
弓の毛 : 1本(新世界4楽章)

今日は、市原市楽友協会オーケストラの1日練習に出るつもりだった。
しかし、昨日の練習に行ったら、今日の1日練習は別の日に変更されていたことを知り、急遽、今日は自分のオケの練習に参加。

本番から1週間。

早くも、11月の定期演奏会に向けてのスタートだ。

11月は、オール・ドヴォルザーク・プログラム。

   スラヴ舞曲作品46から第1番ハ長調
   チェロ協奏曲ロ短調
   交響曲第9番ホ短調「新世界から」

チェロ協奏曲の楽譜はまだ配られておらず、今日はスラヴ舞曲と「新世界」の譜読みである。

美浜公民館に行くと、前回の演奏会には乗られなかった、ヴァイオリンのKさんやNさん始め、久しぶりの顔も。
こういうのって、嬉しいね。

練習冒頭、H団長から、午前中の運営委員会で、来年春の定期演奏会のメイン曲が決まったとの話があった。

そのメイン曲というのが・・・。

展覧会の絵」なのだ。

びっくりした。
というのは、このオケでは、昔から選曲に際して、この曲が有力な候補になった記憶がない。
少なくとも、来年春のメイン曲検討過程で、先月の運営委員会まで、まったく名前が挙がっていなかった曲なのだ。

図らずも、来月の市原市楽友協会オーケストラ、そして来春の浦安と、2年続けて「展覧会の絵」を弾くことになる。
市原の練習は、来春の自分のオケでの演奏に向けて、貴重な事前練習の場ともなった。
しっかりやらないと。

ちなみに、前プロ、中プロは未定。
ただ、中プロは、管トレーナーとして長くお世話になっている、元N響ファゴット奏者、K先生(この世界での大御所である)に、コンチェルトをお願いすることが決まっている(曲目未定)。

さて、譜読み。

いつも、本番の翌週というのは、がくっと人数が減るのが常だが、今日は結構集まった。
団員の意欲が高まっているのを感じる。

譜読み段階の演奏の水準としても、昔に比べるとずいぶん向上しているように思う。
有名曲だからということもあるが、崩壊して止まるようなことはないし。
スタートの水準が高い分、5ヶ月後の本番は、いつもより高いところにもっていきたいものだ。
プログラムからして、お客さんも相当入るはずだし。

新しい曲の楽譜(ヴィオラで製本してこなかったのは私だけだった(汗))を譜面台に置いての譜読みというのは、ちょうど、昔、4月に新学期が始まって、真新しい教科書を手にとり、鞄に入れた時の気分を思い出す。

まず、スラヴ舞曲。
前に、ユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)の演奏会に参加させていただいた時に、アンコールでとりあげられたことがあり、一応経験はある。
短い曲だが、手ごわい。

次に、「新世界」を、とりあえず1楽章から4楽章まで。

全楽章が終わったところで、K氏から。
「皆さんは、先週演奏した曲に比べると、曲をよく知っているので、「こんな感じだろう」というイメージを色々持っているでしょうが、よく知っている曲ほど、そういうふうに思って弾いてはいけません」
「こういう曲こそ、頭にあるイメージを忘れて、楽譜そのものをよく見て弾きましょう。今回はそういうふうに練習しましょう」
「もし「「新世界」なんて楽勝だ」と思っている方がおられるなら、それは大間違いです」

うーん、そうだな・・・。
知っている曲、楽譜がなくてもメロディを歌える曲だと、知らず知らずの内に、安易になってしまいそうだ。
個人的には、「新世界」は浦安でもこれで2回目だし、ユニ響でも弾いたことがある。
知ってるつもり、という傲慢を戒め、改めて、しっかりやりたい。

休憩後、1・3・4楽章を返した。

しかし、「新世界」、やはりいい曲だ。8番もいいけど、私はやっぱり「新世界」の方が僅かに好きかな。
ただ、弾いててどうかは別で、ドヴォルザークの場合、分散和音(16分音符で、ラドラドラドラド・・・とか)や刻みがすごく多くて、弾きづらかったり疲れたりする。
ドヴォルザークって、ヴィオラ弾いてた人なのだそうだが、そのわりにずいぶんきついことやらせるんだよね。
楽しいところもいっぱいあるけど。

まだ楽譜をもらっていない、チェロ協奏曲も、早く弾いてみたいな。

※練習往復の音楽
   ウォークマン故障中・・・(泣)