naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~文化会館で公民館祭K466のリハーサル

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日 時 : 08年9月23日(火・祝) 13:30~16:30
場 所 : 浦安市文化会館大ホール
指 導 : 団内指揮者K氏
内 容 : 合奏
曲 目 : モーツァルト ピアノ協奏曲第20番ニ短調K466(1~3楽章)
弦人数 : 4・4・3・5・1
弓の毛 : 無事

23日(火)は、文化会館大ホールで、28日(日)に、美浜公民館で行われる公民館祭への演し物のリハーサル。

公民館祭での本番演奏は、いつも合奏で使っている音楽室で行うが、そのリハーサルを文化会館の大ホールで、という誠に豪華な話なのである。

おさんぽバスで文化会館に着くと、もう一つのエントリー団体、「ウラノス」(管楽合奏)が練習中。
ピアノと木管五重奏の曲をやっていた。

これが間もなく終了。

舞台をセッティングして、練習開始。

今日のホール練は、ちょっと本番気分で、服装を統一しましょう、という話が、前回の練習の時に出た。
「男女とも上下黒」。
普段の定期演奏会本番のように、フォーマルなものでなくていいから、黒っぽい服の上下で可、という話。

紺の長袖ポロシャツと紺のズボンで臨んだ。

まず、全曲を通し演奏。

休憩の後、1楽章から順番に返し練習。

団内指揮のK氏から、
「みんな、一所懸命休みを数えてるけど、行われている音楽とまったく関係なく数えてます」
「出間違えたりしてもかまわないから、もっとこのコンチェルトをやっているんだ、という気持ちで演奏しましょう」
「本番をやる場所よりずっと立派な、こんなホールでやってるなんて、考えられないんですから、もっと楽しみましょう」
「もっともっといい音を出して楽しみましょう」
とのお話。

返し練習が終わったところで、再度休憩。

一応、「ホールでの本番演奏」ということで、全曲を通した。
28日の本番に乗らない私にとっては、これが最後になる。本番演奏、というつもりで弾いた。

この通し演奏、とてもよかったと思う。
ほんとに、我々のオケって、言われるとすぐ、良くなるね。このコンチェルトも、合わせは今日で3回目だが、限られた時間の中で、指導されたことには、それなりに反応できていると思う。

弾いていて思ったのだが、日曜日に続いてこの祝日にもこうやって集まるメンバー。やっぱり、みんな楽器やアンサンブルが好きなんだね。つくづく思った。だから、やっぱり上手になってきたんだろうと思う。

Nさんのソロも、一昨日の練習の時にも増して、輝いた、力強い演奏だった。
一昨日のアップライトピアノと違って、グランドピアノだったし、迫力のある音だった。

全曲が終わって、メンバーから、ソリストのNさんに大きな拍手。

客席に来て下さった、関係者(少数だが(笑))からも、盛んな拍手。

飲み会でのひょんな話から参加させてもらった、今回のコンチェルトだが、貴重な経験ができてよかった。

実は、私はこのコンチェルトはあまり好きではなかった。モーツァルトニ短調作品というのは、何か自分の肌に合わないところがあり、「レクイエム」などは、市民演奏会で2回も演奏したにもかかわらず、今でもあまり得意でない。
(K421の弦楽四重奏曲だけは別で、好んで聴くし、演奏するのも好きだ)
モーツァルトのピアノ協奏曲では、K488やK595が好きで、K466は、好んで聴く作品ではない。

しかし、今回、僅か2回の練習だったが、実際に演奏してみて、やはり傑作だと思った。1楽章は相変わらず鬱陶しく重苦しい印象だが、2楽章以降については、いい曲だと思うようになった。
Nさんのソロを聴かせてもらえたことが大きかったのだと思う。

28日の公民館祭、正真正銘の本番演奏、今日以上の好演を祈っている。
その日、私は、船橋でユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)の本番である。

※練習往復の音楽
    モーツァルト ピアノ協奏曲第20番
       ポリーニポリーニウィーン・フィル(andante盤、81年ライブ)
    ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
       クライバーン=ライナー=シカゴ響
    ガーシュイン ラプソディ・イン・ブルー
       レヴァインレヴァイン=シカゴ響