naokichiオムニバス

69歳、公務員、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

津田沼ユニバーサル交響楽団定期演奏会本番

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今日28日(日)、ユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)の定期演奏会本番。

バスで稲毛駅へ出て、黄色い電車で船橋へ。船橋駅を出て、船橋市民文化ホールに向かう道々、浦安のH団長と一緒になる。H団長も今回エキストラ参加。
昨日の浦安のオケ練(私は欠席)の話などを聞きながらホールに到着。

10時から、曲順にリハーサル。省略はなく、昨晩のGPと同様、一通り通して、最低限の返し。

別のオケでこうして弾いていて、日頃浦安で、指揮者や団内指揮のK氏、弦トレーナーのY先生に教わっていることを思い出して実践できる場所にいくつかぶつかる。それがちょっと嬉しく、誇らしい気持ちになる。

このリハーサル、午後の本番に備えて、セーブして弾くようにした。

リハーサル終了後、団支給のお弁当をいただき、本番の支度。ユニ響の本番の時は、黒上下は家で来て出るので、身支度は楽だ。蝶タイをつけるだけ。

13時半から、ロビーコンサート。

今回は、まず、弦楽四重奏。と言っても、チェロの代わりにコントラバスという珍しい編成で、「ルパン3世のテーマ」。
ヴィオラは、日頃の本職がコントラバスである、ちゃっきぃさんが弾かれた。彼女がヴィオラを弾くのは初めて見た、かな?
いずれ、浦安のヴィオラにエキストラで弾きにきていただきたいものだ。

二つ目の演目は、これも珍しい編成、珍しい曲。
オーボエ2本とコールアングレで、ベートーヴェン作曲の三重奏曲。H団長が参加(4枚目の写真)。
ベートーヴェンにこういう作品があるとは知らなかった。

ロビーコンサートが終了し、いよいよオケの本番。

津田沼ユニバーサル交響楽団 第15回定期演奏会
  日 時 08年9月28日(日) 14:00開演
  会 場 船橋市民文化ホール
  指 揮 野宮 敏明
  曲 目 ムソルグスキー 交響詩「はげ山の一夜」
       シベリウス 「カレリア」組曲
       チャイコフスキー 交響曲第4番ヘ短調
       [アンコール] シベリウス 悲しきワルツ

プルトの裏で演奏した。

ユニ響のお手伝いの場合、いつものことだが、短い期間しか練習に参加しないので、どうしても弾き込みが足りない。特に今回の「はげ山」とチャイ4にはそれが言えて、最後まで、ちゃんと曲が身体に入らなかった。
その結果、細かな弾き間違い多々。本番はかなり気力を集中させて、セーブせずに弾いたつもりだが、それでも・・・。

あ、あと、例のチャイ4の1楽章の難所。
昨晩のGPで初めて弾けた。表に座っておられるIさんに弓を合わせるように心がけて、やっと「成功」したのだった。午前中のリハーサルでも同様に問題なかったが、そこで欲が出てしまった(笑)。
本番でも、同じように、Iさんの弓だけ見ていればよかったものを、2回成功して、ちょっと色気が出たというか、楽譜も見ながら弾いたのだが、何か、この本番に来て、初めて楽譜が頭に入って読めてるな、という感覚があったのが、却って災いした。気がついたら、Iさんとちょっと弓がずれ始めて、そのまま終わってしまった・・・。
失敗。うー・・・。
昨日のGPの記事で、子供の頃の補助輪付き自転車に例えたが、その延長で言えば、本番も補助輪を付けて走ればよかったものを、ついいい気になって、補助輪なしで走ったら、目標地点までの中間点くらいでコケた、という感じだ。

メインの後、アンコールは、シベリウスの「悲しきワルツ」。
本編で「カレリア」を演奏しているから選ばれたのだろうが、なかなかしっとりとして、いいアンコールになったと思う。

それにしても、今回のプログラム、尋常でなく疲れた。
ユニ響のプログラミングは、結構いつもチャレンジングだが、とりわけ今回は、疲れる曲ばかりよく並べたなあ・・・。

今日は、日曜日であるにもかかわらず、珍しく浦安のオケ練がなかったので、ヴィオラのYさん、コントラバスのIさんが聴きにきて下さった。
その分、いつもよりちょっと気合いが入ったかも。

これで、今年も、夏からご一緒してきたユニ響の皆さんともお別れとなる。
いつも、練習不充分で、自分は楽しんで弾いていても、エキストラとしては何もできず、心苦しいのだが、今回も、楽しい期間を過ごさせていただけて、感謝している。

※本番往復の音楽
    チャイコフスキー 交響曲第4番
       小澤征爾=サイトウキネン
    シベリウス 「カレリア」組曲フィンランディア、悲しきワルツ
       コリン・デイヴィス=ロンドン響
    エルガー チェロ協奏曲
       ノラス=ペッカ・サラステフィンランド放送響
    ドヴォルザーク チェロ協奏曲
       ノラス=オラモ=フィンランド放送響
    バルトーク ラプソディ第1番
       ノラス=ペッカ・サラステフィンランド放送響