東京ディズニーシーへ <４> 路線が合わない

ところで、ランド、あるいはシーに来た時に、常に問題になるのが、どんなアトラクションに乗るか、だ。

私は、絶叫系のアトラクションはだめなのだが、妻はそういうのに乗りたいのだ。
来たからには、当然あれこれの乗り物に乗りたいわけだが、指向にギャップがありすぎて、常に議論になる(笑)。

私の場合、ランドで言えば、｢イッツ・ア・スモール・ワールド｣だとか、｢ピーターパン空の旅｣みたいな、｢ほのぼの路線｣がよくて、乗り物系なら、｢スタージェット｣や｢グランドサーキット・レールウェイ｣のような、｢怖くないやつ｣。
若干スリルがあるとしても、｢スターツアーズ｣あたりが限度だ。

今回、シーのマップを見ると、個々のアトラクションに色々なマークがついているが、赤い▲印が、どうも怖いものらしい。
｢高血圧の方、心臓・脊椎・首に疾患のある方、乗り物に酔いやすい方、その他アトラクションのご利用により悪化するおそれのある症状をお持ちの方、妊娠中の方、ご高齢の方｣は、ご利用をご遠慮ください、とある。
私は、このいずれにも該当しないのだが(爆)、しかし、このマークのものには手を出さない方がよさそうだ。

｢タワー・オブ・テラー｣、｢センター・オブ・ジ・アース｣、｢インディ・ジョーンズ・アドベンチャー｣、｢レイジングスピリッツ｣・・・。
これは何としても避けねば。

そんなに乗りたいなら、外で待っているから、一人で乗ってこい、と言うのだが、一人では面白くないらしい。
実際これまで、結局は、一人ではつまらない、という話に、情にほだされ、何だかんだ言いながら、｢ビッグサンダー・マウンテン｣にも、｢スペース・マウンテン｣にも、｢スプラッシュ・マウンテン｣にも乗った経験があることにはある。シーでも、｢ストームライダー｣には乗せられてしまった記憶がある。

まあ、乗ってもこうして生きているわけだから、いいんだけど、金払って、長時間並んで、わざわざああいう怖い思いをしたい、というのがわからないよ、私は。
大体、そういう人気アトラクションって、長時間並ぶから、その間に恐怖感が高まるよね。ちょうど、子供の頃に、予防接種を待ってた行列みたいに。
パッと乗せてくれて、はいっ！　ていうならまだいいけど、のろのろ行列を詰めていく間に、あれこれ考えちゃうし、｢きゃあ｣とか言う声も聞こえてくるし、何で俺、これに乗らないといけないんだろうって思いがだんだんクレッシェンドしてくる。ポコアポコ。やがてモルト。

今回思ったのだが、レストランのメニューで、辛い料理に、唐辛子のマークがついてることがあるじゃないですか。
３段階くらいで。

あれみたいに、マップに｢怖い度マーク｣っての、つけてくれるといいよね。
５段階くらいでつけてくれたら、｢僕は３つまでは大丈夫｣とか、過去の経験でセレクトできるじゃないですか。

それはさておき、妻は今回、是非｢タワー・オブ・テラー｣には入りたかったようだ。
そばまで行って写真撮ったけど、見てると、時々窓が開いて、何か落下しているんだな。

とにかく、今回は、▲印、すべて無事逃げおおせました。