午前中、いつも行くPという店に散髪に行った。
今夜、屋外で演奏するんだから、何も頭を寒くしなくてもいいじゃないか、と思うのだが、聞いてみたら、新年の営業は7日からだって。
会社、始まっちゃってる。
仕方がない。
このPは、店主夫婦で店をやっている。以前は、他の従業員もいたが、今は二人で商売している。
理髪店と美容院を兼ねているので、女性のお客さんも来る。
今日も行ったら、年配の女性がいて、パーマをかけてもらっていた。
この女性客には、店主の奥さんがついており、私は、いつものように店主にカットしてもらった。
しかし、思ったのだが、女の人って、どうしてああも切れ目なくしゃべり続けられるんだろう。
店主夫人とその女性客は、なじみで親しいらしいのだが、それにしても、ほんとに切れ目なく、あれこれしゃべっていた。
私なんかの場合だと、誰かと二人になってしまうと、それが結構親しい人であっても、「次、何話せば・・・」と、話題をさがすのに苦心するのだが、まあ、このおばさんたちは(笑)。
私が来る前からいて、私が終わって出る時もまだ終わっていなかったが、終始、二人でしゃべりっぱなしでした。
洗髪の時は、さすがにお客さんの方はしゃべれなかったけど、店主夫人は、髪を洗ってあげながら、一人でしゃべってましたね。
で、切れ目なし、と。
話は変わりますが、このPでは、いつも店内にジャズが流れている。
私がジャズを聴くのは、ここに来た時だけ、という感じではあるが、今日、改めて思ったのは、「ジャズって、何かもの悲しい音楽だな」ということ。
ピアノも、サックスも、ヴォーカルも、どこかもの悲しい。
こういう、1年の終わりに聴くのは、何かさみしい気持ちになってしまうね。
夏の黄昏時とかには似合いそうだけど。