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68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

ジャイアンツ3連覇に王手

ジャイアンツが中日との3連戦に2連勝。マジックナンバーを1とした。

マジックの対象は中日なので、明日の第3戦に勝てば優勝、リーグ3連覇となる。

ジャイアンツの3連覇は、あのV9以来だと言う。

え、そうなのか? と思って、調べてみれば、確かにその通り。

V9が終わった後のジャイアンツの連覇というのは、長嶋監督の時、76年~77年の2連覇、藤田監督の時、89年~90年の2連覇があるだけだ。

もう20年近く前のことなんだねえ。

後は、優勝していても、1年だけのことで、翌年は優勝を逃している。

原監督、昨年までの2連覇だけでも、球団の歴史の中では、特筆すべき快挙だったのだ。

ジャイアンツ以外も含めて考えても、昨年、ジャイアンツが連覇するまでの、最後の連覇というのは、15年前、92年~93年のヤクルトだから、やはり、連覇というのは、思いの外難しいということがわかる。

さらに言えば、セ・リーグにおいては、V9のジャイアンツ以後、他のチームも3連覇はしていない。
3連覇というのは、さらに大変なのだ。

それにしても、ジャイアンツの9連覇というのは、改めてすごいことだ。しかも、この9連覇、全部日本シリーズを制して日本一になっているのだから、気が遠くなるような記録だ。

さて、ジャイアンツは、あっさり3連覇を決めるのか?

「勝ったら優勝」という点では、あの94年10月8日を思い出す。あれも中日戦だった。
あの時は、中日も、「勝ったら優勝」だった。

今回は状況が異なる。
中日にしてみれば、「負ければジャイアンツの優勝を目の前で見る」点では一緒だが、「勝ったら優勝」にはほど遠い。既に自軍の優勝のチャンスはほぼついえた状況での試合となる。

落合博満
あの、94年10月8日では、ジャイアンツの4番だった。

その落合博満が、今は、中日の監督として、采配をふるっている。
もはや崖っぷちの状況で迎える、カード第3戦への思いはいかばかりだろうか。

たぶん、もうクライマックスシリーズを見据えているんだろうな。