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68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

アンサンブル・ヴィチーノ練習日誌~新メンバー加入!

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昨23日(月)は、ガーデンアンサンブル改め「アンサンブル・ヴィチーノ(イタリア語で「ご近所」の意)」としての初練習。

いつものマンション集会室で、13時から、8時間近くの長丁場練習だった。

ヴァイオリンのHoさん、ヴィオラのToさんが都合により欠席。

今回、何と言っても特筆すべきニュースは、新メンバーの加入だ。ヴァイオリンのHoさん、Hiさんが、ある団体で一緒に活動されているTaさん(ヴァイオリン。女性)。
お住まいは、我々のマンションのすぐそばだ。「ご近所アンサンブル」のメンバーには実に適任。
Taさんは、ご都合により、夕方からの参加とのこと。

ファーストヴァイオリンHiさん、チェロIさん、それに私の3人でスタート。

ヘンデル 合奏協奏曲作品6-8
ヘンデル 合奏協奏曲作品6-11
ラモー LES TROILETS
シベリウス 悲しいワルツ

以上は、Iさんがパソコンで起こされた弦楽四重奏譜。
ラモーは、もとはピアノ曲らしい。
シベリウスは、ああいう曲想なので、カルテットにしても、それらしく聞こえる。

以後、しばらく、オリジナルの楽譜で。

マンフレディーニ クリスマス・コンチェルト
コレルリ 合奏協奏曲第1番
シューベルト 弦楽四重奏曲第14番ニ短調「死と乙女」
ベートーヴェン 弦楽五重奏曲作品29(第1楽章のみ)

コレルリは、Iさんが持ってこられたのだが、画像の通り、古~い手書きの楽譜からpdfにしたもので、読みづらくて大変だ。シャープが「#」じゃないし・・・。ダブルシャープみたいだな。

シベリウスを別にして、ずっとバロック期の音楽ばかり演奏した後に、「死と乙女」を弾くと、あまりの違いに驚く。
個々のパートの役割が、本当に深化していることを痛感する。
弾いていて、全楽章、端から端まで、これはヴィオラ弾き冥利に尽きる、ヴィオラの醍醐味はここにきわまる、と思った。申し訳ないが、それ以前に弾いた曲とは比較にならない。

ベートーヴェンの五重奏は、あまりメジャーな曲ではないが、やはりベートーヴェン、と感じさせる。「死と乙女」よりは、気楽に弾ける。
カルテット編成の曲でも1本足りないところ、五重奏となると2本足りない。
1楽章を合わせたところで、これは、また人数が多い時に、ということにした。

ファリャ NOCTURNO
これも、Iさんがパソコンで起こされた楽譜。もとはピアノ曲らしい。

17:15頃、ソプラノのAさんが到着。

8月、9月の演奏会で、ゲストとして歌っていただいたAさんから、演奏協力の依頼を受けている。
12月に、千葉市内の福祉施設でのクリスマス行事、来年1月に東京でのパーティー

前回の練習で使ったヴォーカルスコアから、Iさんがパート譜を起こして下さったので、それを使って合わせる。

平井康三郎 ゆりかご
平井康三郎 ふるさとの
プッチーニ 「ジャンニ・スキッキ」から「お父さまにお願い」
平井康三郎 九十九里浜

18:40頃、新メンバーのTaさんが到着。

12月の福祉施設での演奏は、平日の昼間ということで、私は参加できない。
Hiさんが代わってヴィオラを担当されることになっている。

そこで、ここからは、その編成で練習することになり、私は楽器をHiさんにお貸しして、しばし見学(写真)。

ファーストヴァイオリンTaさん、ヴィオラHiさん、チェロIさん。

平井康三郎 九十九里浜
平井康三郎 ふるさとの
平井康三郎 ゆりかご
千の風になって
見上げてごらん夜の星を
ヘンデル 歌劇「セルセ」から「オンブラマイフ」
ヘンデル 歌劇「リナルド」から「涙の流るるままに」

演奏予定の曲は以上。12月、本番前にもう一度練習するそうだ。

歌との合わせはここで終了。Aさんは帰られた。

新メンバーのTaさんを迎えて、弦楽四重奏編成が揃った。遅い時間になってきたが、せっかくだから何かやりましょう、ということで、Taさんが持ってこられた楽譜を。

ファーストヴァイオリンTaさん、セカンドヴァイオリンHiさん、チェロIさんと私。

モーツァルト ディヴェルティメント第17番ニ長調K334

この曲が弾けるとは!
何と嬉しい。

当然ホルンはいないが、カルテットで。

さすがにモーツァルトの傑作の一つに数えられるだけあって、弾き甲斐があった。
でも、ファーストヴァイオリンは、とても大変そう。
「コンチェルトみたい」とTaさん。
N響の鶴我裕子さんが書かれていたが、K334のこの曲、ファーストヴァイオリンを弾く人は、「散々よ」と呼んでいるのだそうだ。
でも、個人的には、今日は、「死と乙女」とこれだ。

20:45終了。疲れた・・・。

疲れたが(笑)。

何と言っても、新メンバー加入の日だ。
Taさんの歓迎会、ということで、4人で近くの居酒屋へ。

Taさんと話していて、びっくりしたことがいくつも。

・Taさんは(以下同様)、89年、浦安シティオーケストラの第1回の演奏会に乗られている。
・浦安オケのヴァイオリンのYさんの奥様とお友だち。
・ご夫君は、ユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)で演奏されている。ということは、私はお会いしたことがあるはず。
・元浦安オケでクラリネットのMさんと同じマンションにお住まい。それなら、Mさんにも来ていただいて、クラリネット五重奏ができる、という話になった。

強力な新メンバーを迎え、これからがますます楽しみな、「アンサンブル・ヴィチーノ」である。

※関連の過去記事
    世間はまことに狭い
       http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/60102768.html
    久々のサプライズ~世間は狭い!
       http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/59553726.html