2010-02-16 幸せな人が書いた音楽?~こうもり クラシック 昨15日(月)は、千葉管内の事業所への監査役監査に随行(今日も)。 行き帰りに、ウォークマンで、ベームの「こうもり」全曲盤を聴いた。 聴いていて思ったのだが、J.シュトラウスという人は、きっと恵まれた幸せな環境で暮らしていたんだろうな、と。 ヨハンに限らないが、シュトラウスファミリーの音楽って、暗いとか悲しいとかいう言葉とは無縁。ワルツにせよ、ポルカにせよ、時にワンパターンと思われるくらい、明るくはずんでいますよね。 「こうもり」も、そんな音楽で終始している。 明るい性格の人だったんだろうな。悩みとかもなかったんだろうな、なんて思う。 で、基本的に、そういう人をはぐくんだ生活環境が、一番大きいんだろうな、と推測したのだった。 実際にはどうだったのか、わからないが。 ついでに、ロッシーニにもそういうところはないかな、と思った。 一方、モーツァルトは、悲しみのどん底にあっても、貧困にあえいでいても、明るい音楽が書けた、というが。