naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

幸せな人が書いた音楽?~こうもり

昨15日(月)は、千葉管内の事業所への監査役監査に随行(今日も)。

行き帰りに、ウォークマンで、ベームの「こうもり」全曲盤を聴いた。

聴いていて思ったのだが、J.シュトラウスという人は、きっと恵まれた幸せな環境で暮らしていたんだろうな、と。

ヨハンに限らないが、シュトラウスファミリーの音楽って、暗いとか悲しいとかいう言葉とは無縁。ワルツにせよ、ポルカにせよ、時にワンパターンと思われるくらい、明るくはずんでいますよね。

「こうもり」も、そんな音楽で終始している。

明るい性格の人だったんだろうな。悩みとかもなかったんだろうな、なんて思う。

で、基本的に、そういう人をはぐくんだ生活環境が、一番大きいんだろうな、と推測したのだった。
実際にはどうだったのか、わからないが。

ついでに、ロッシーニにもそういうところはないかな、と思った。

一方、モーツァルトは、悲しみのどん底にあっても、貧困にあえいでいても、明るい音楽が書けた、というが。