naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~3ヶ月ぶりに本番指揮者の合奏

日 時 : 2010年8月22日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : シャブリエベルリオーズ(1楽章)
弦人数 : 7・8・4・11・2
弓の毛 : 1本(ベルリオーズ)

今日の合奏は、本番指揮者Y先生の指導。

初見大会以来、3ヶ月ぶりだ。

まずはシャブリエ「スペイン」から。

とりあえず通し。

「ずいぶんできるようになったね」とY先生。
「最終的にみんながどれだけ楽しそうな顔で弾けるかだな」(笑)。

曲の後半をしばらく返した後、頭に戻っての返し。
細かい練習だった。

テンポの感じ、部分部分のニュアンスなど、本番指揮者として求めるものが次々と伝えられた。

で、終わりかと思ったら、「もう一度、頭。通そう」。
「こういう曲は、とにかく慣れるのが大事だから」。


今日は1楽章を中心にやると事前に案内があった。
Y先生のお話では、この曲は1楽章が一番難しいとのこと。

演奏を始める前に、「ベルリオーズのこの曲は、「普通の感覚」でいてはいけない」、とのお話が。
やはり、色々と普通でないところがあるから、とのことだった。

冒頭から、主部に入る前まで、ヴィオラパート譜で言うと最初の1ページまでを通して、そこでストップ。

「よく練習したね。Kさん(団内指揮者)が相当厳しくやったみたいだな」。
「このオケは、曲をつかむのが年々速くなってくるね」とY先生。

以後、冒頭に戻って、非常に細かい練習が繰り返された。

予告通り1楽章のみ。一応楽章の終わりまではやったが、実際にみっちり練習したのは3分の2くらいか。

Y先生としては、時間をかけてじっくり作っていきたいようで、今後練習を重ねていくが、4楽章や5楽章をやるのは、9月の終わりか10月に入ってからになるだろう、とのことだった。

本番指揮者の久しぶりの合奏は、やったページ数は少なかったものの、細かい練習だったので、やった部分については、すごく進んだ、という感じがする。

先週まで、特に「幻想」については、まだまだ、という感じを持っていたが、今日の合奏では、この調子で練っていったら、きっとあるレベルには到達できるだろう、と感じることができた。

本番のステージがイメージできる気がした。「楽しみな感じ」が出てきた。

もう3ヶ月を切ってしまったが、個人としてもオケとしても加速していきたいものだ。

※練習往復に聴いた音楽
    モーツァルト 協奏交響曲K297b
       ベームウィーン・フィル
    モーツァルト ポストホルン・セレナーデ
       レヴァインウィーン・フィル
    モーツァルト 交響曲第29番
       スウィトナードレスデン国立歌劇場管
    モーツァルト 交響曲第40番
       小澤征爾=水戸室内管
    モーツァルト ジュピター
       スウィトナードレスデン国立歌劇場管
    上田知華+KARYOBIN シーユーアゲイン・初恋、スクール、LADY'S BLUE