一夜漬け～｢ブエノスアイレスの冬｣

いよいよ明日21日(火)は、アンサンブルＪＸのクリスマスコンサート本番。

この中で演奏する、ピアソラの｢ブエノスアイレスの冬｣は、個人的にはこれまでまったく曲を知らないところへもってきて、初めて合わせに参加したのが、18日(土)のリハーサルという状況。

曲を知っておかねばと、リハーサル帰りに新浦安のＴＳＵＴＡＹＡと山野楽器に寄ったが、入手できた音源は、セルシェルのギター版だけだった。

しかし、今の時代はありがたいもので、You Tubeで検索をかけたら、いくつもの演奏映像が出てきた。

本番前日の今日、帰宅後に、そのいくつかを観てみた。

フルートの波戸崎操さん(実は個人的にも少々のご縁がある)が、今年第一生命ホールで演奏したもの。
フルート、ピアノ、バンドネオン、ギター、チェロの五重奏なので、今回我々が演奏するものに近い編成だし、編曲も似ている。これが一番参考になった。

それから、クレーメルがソロをとって弦楽合奏と一緒に演奏したもの。これはヴィヴァルディの｢四季｣と合わせて｢８つの四季｣としてＣＤも出ているのと同じ内容と思われるが、編成、編曲はだいぶ違う。

あと、アーティスト名はわからないが、ピアノ三重奏版(ピアノ、ヴァイオリン、チェロ)のものも聴いた。

こういう曲なのか、とだいぶわかってきた。

泥縄の一夜漬けではあるが、自分が使うパート譜に、スコアからガイドやコードネームを書き込んだりもした。

自分なりの精一杯の努力だが、いかんせん、これまでの練習に参加できなかった限界はある。

おとといのリハーサルは、欠席者がいてフルメンバーでなかったので、明日の本番前に集まれれば、最後の合わせをやろうという話になっている。

とにかく最善を尽くさなければ。