前にも書いたが、書店で買った本に、レジでカバーをつけられるのがキライだ。
書店側としては、カバーをつけた本を持ち歩いてもらえば、店の宣伝になるわけだから、つけたいのだろう。
「カバーをおつけしますか」とも聞かず、さっさと(私などからすれば勝手に)カバーをつけられてしまうことが少なくない。
いらないんだけどなー、と思いつつ受け取り、持ち帰るとすぐにはずして捨てる。
環境問題が言われるこの時代に。
環境問題が言われるこの時代に。
えー、以上は前置きです。
最初に買ったのは、3月に受ける、建設業経理士試験の問題集などの教材。
レジに持って行くと、店員の女性が「こちら、カバーをおつけしてよろしいでしょうか」と言う。
さすがに丸善、黙ってつけずに聞いてくれるんだな、と思いつつ、「結構です」と言うと、にっこり笑ってうなずいたはいいが、カバーをつけ始めた。
え? どうして? 僕、いらないって言ったじゃない。
と思いつつ、小心者なので、実際にはそう言えず、カバーのつけられたテキストを受け取ったのだった。
まず、こちらの言い方が悪くて、伝わらなかったのかな、と我が身を振り返った。もっと、はっきり言わなかったからいけないのかもしれない、と。
しかし一方で、店員の側もこっちの答えをちゃんと聞かなかったんじゃないか、とも思った。
思ってみれば、断ったのにつけられた、というのはこれが初めてではない。これまでも何度かあった。
こちらの伝え方不充分、プラス、基本的にカバーをつけたい書店側の、話の聞き方不充分。
たぶん両方なんだろう。
たぶん両方なんだろう。
カバーをつける、つけない、それだけのことなのに、コミュニケーションって難しい。
今度はレジで、はっきり言いながら、身振りもつけ加えるようにしたら、ちゃんと伝わりました(笑)。