naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~先週と同じ曲を合奏

※出張不在だったため、5日前のオケ練日誌です。

日 時 : 2011年6月19日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : 副指揮者S先生
内 容 : 合奏
曲 目 : 1812年ロメジュリ、仮面舞踏会
弦人数 : 6・5・3・7・1
弓の毛 : 無事

今週の合奏は、S先生の指導。
S先生には、本番指揮者であるY先生のアシスタントとして、以前からお世話になっている。
久しぶりだ。

先週と同じく、チャイコフスキー1812年」序曲、プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」(モンタギュー家とキャピュレット家)、ハチャトゥリアン「仮面舞踏会」(ワルツ)を練習した。

いずれも、一度通してから返し練習。

1812年」という曲、♭が6つとか♯が6つだとか、すごい調が出てくる。

子供の頃、ピアノを習っていた時に、ハノンで24のスケールは練習したから、一応わかることはわかるものの、まあ、めったに弾くことはない調だよね。

弾いている立場とすると、es-mollは、もう半音上げて書いてくれれば、#1つのe-moll。Fis-durだって、もう半音下げて書いてくれれば、♭1つのF-dur。

そうしてもらえなかったものか(笑)と思うが、やっぱり、チャイコフスキーとしては、どうしてもその調の響きがほしかったんだろうね。

それがわからない凡人が弾くのはしんどいんだけど・・・(笑)。

それから、「仮面舞踏会」のワルツ。

ワルツなんだから、ヴィオラは2拍目3拍目のきざみばっかりだろうと思いきや、意外なことにそういう音符がほとんどない。ちょっとびっくり。

しかし、もっとびっくりするのは、「ずっと弾きっぱなし」であることだ。

弦は管と違って、オケ曲はどれも基本的に弾きっぱなしだが、それでも、ところどころで、4小節休みとか8小節休みとかがある。

オケの弦のパート譜は、そういうところでめくるようになっている。

めくりの位置がうまく合わない時は、前後の部分をコピーして切り貼りしたりする。

ところが、このワルツ。

そういう休みが皆無に近いのだ。曲全体の中で、休みの小節は僅か2カ所だけ。しかも、どちらもたった1小節の休み!

どうしても、プルトの裏の人は、演奏をやめてめくらざるを得ない。切り貼りのしようもないし。

いやあ、こういう曲って珍しい。

ところで、今回の練習、ヴィオラのメンバーのSnさんが、久しぶりに練習参加。ご事情があって、顔を見るのは震災以後初めてだ。

ホワイトデー用に用意してあったワインを、やっと渡すことができたよ。

久しぶりなんで、合奏後、飲みに行きました。久しぶりに一緒に弾けて、飲めて、よかったよかった。

※練習往復に聴いた音楽
    ストラヴィンスキー ペトルーシュカ
       バーンスタインニューヨーク・フィル
    バルトーク 中国の不思議な役人
       ブーレーズ=シカゴ響
    バルトーク 弦楽のためのディヴェルティメント
       オルフェウス室内管
    バルトーク 青ひげ公の城
       サヴァリッシュバイエルン国立管
    バーンスタイン 「キャンディード」序曲
       佐渡裕=コンセール・ラムルー管
    ワーグナー 「ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲
       ベームウィーン・フィル(スタジオ録音盤)