もう夏も終わりますが・・・。
夏と言えば、サザン、山下達郎、TUBE。
私の場合、夏になると、マーラーの5番と、シベリウスの2番を意識する。
どちらも、大学1年の夏の記憶と結びついているからだ。
まず、マーラーの5番。
大学1年だった、1974年の9月、バーンスタイン=ニューヨーク・フィルの来日公演があり、2公演聴きに行った。
1公演目が、モーツァルトのK503のコンチェルト(バーンスタインの弾き振り)、マーラーの5番だった。
当時、マーラーの5番は、よく知らない曲だった。
ただ、その4年前に、同じコンビの来日公演で演奏された9番が、歴史に残る名演だったとは聞いていた。
「バーンスタインのマーラー」を実演で聴ける、滅多にないチャンスだ。
木更津に実家に帰省していた夏休み、スコアを見ながら、ワルター=ニューヨーク・フィルのモノーラル盤を繰り返し聴いて予習したのだった。
それから、シベリウスの2番。
大学に入ってヴィオラを始めた私だったが、この年7月のサマー・コンサートは、まだヴィオラでは出演できず、打楽器とシンセサイザーで舞台に乗った。
ヴィオラの習得が順調なら、11月の定期演奏会が、本来の楽器での初舞台となる予定だった。
その定期演奏会のメインが、シベリウスの2番だったのだ。
この曲も、当時、よく知らない曲だった。
初心者である私は、前プロの「魔笛」序曲と、中プロのサン=サーンス「アルジェリア」組曲に乗ることになっていたが、メイン曲のシベ2の楽譜ももらってはいたので、スコアやレコードでなじむようにした。
最終的に、「魔笛」が降り番、サン=サーンスとシベリウスが乗り番となったので、私のヴィオラ演奏キャリアの中で、初めて本番で弾いたシンフォニーはシベ2ということになる。
そんなことで、マーラーの5番同様、シベ2も、実家に持ち帰った、団所有の楽器をよちよちと練習していた夏休みの思い出ともども、「大学1年の夏」と分かちがたく結びついている。
手元の記録では、私が、マーラーの5番と、シベ2のレコードを、初めて買ったのは、同じ日だった。
1974年7月12日。秋葉原の石丸電気で。
マーラーは前記のワルター盤。
シベ2はバーンスタイン=ニューヨーク・フィル盤。
夏と言えば、サザン、山下達郎、TUBE。
私の場合、夏になると、マーラーの5番と、シベリウスの2番を意識する。
どちらも、大学1年の夏の記憶と結びついているからだ。
まず、マーラーの5番。
大学1年だった、1974年の9月、バーンスタイン=ニューヨーク・フィルの来日公演があり、2公演聴きに行った。
1公演目が、モーツァルトのK503のコンチェルト(バーンスタインの弾き振り)、マーラーの5番だった。
当時、マーラーの5番は、よく知らない曲だった。
ただ、その4年前に、同じコンビの来日公演で演奏された9番が、歴史に残る名演だったとは聞いていた。
「バーンスタインのマーラー」を実演で聴ける、滅多にないチャンスだ。
木更津に実家に帰省していた夏休み、スコアを見ながら、ワルター=ニューヨーク・フィルのモノーラル盤を繰り返し聴いて予習したのだった。
それから、シベリウスの2番。
大学に入ってヴィオラを始めた私だったが、この年7月のサマー・コンサートは、まだヴィオラでは出演できず、打楽器とシンセサイザーで舞台に乗った。
ヴィオラの習得が順調なら、11月の定期演奏会が、本来の楽器での初舞台となる予定だった。
その定期演奏会のメインが、シベリウスの2番だったのだ。
この曲も、当時、よく知らない曲だった。
初心者である私は、前プロの「魔笛」序曲と、中プロのサン=サーンス「アルジェリア」組曲に乗ることになっていたが、メイン曲のシベ2の楽譜ももらってはいたので、スコアやレコードでなじむようにした。
最終的に、「魔笛」が降り番、サン=サーンスとシベリウスが乗り番となったので、私のヴィオラ演奏キャリアの中で、初めて本番で弾いたシンフォニーはシベ2ということになる。
そんなことで、マーラーの5番同様、シベ2も、実家に持ち帰った、団所有の楽器をよちよちと練習していた夏休みの思い出ともども、「大学1年の夏」と分かちがたく結びついている。
手元の記録では、私が、マーラーの5番と、シベ2のレコードを、初めて買ったのは、同じ日だった。
1974年7月12日。秋葉原の石丸電気で。
マーラーは前記のワルター盤。
シベ2はバーンスタイン=ニューヨーク・フィル盤。