naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

次々回とその次のメイン決定~「運命」と「ロマンティック」

18日(日)、運営委員会。鹿児島出張を控えていたため、欠席(代理出席を立てた)。

先月からの続きで、来年秋と、その次の春の定期演奏会の選曲が議題と聞いていた。

代理出席のパートメンバーから、速報メールが入り、メイン曲が決まったとのこと。

来年(2012年)秋の定期演奏会のメインが、ベートーヴェンの「運命」。

そして、その次、2013年春のメインは、ブルックナーの4番、「ロマンティック」。

どちらにも、大小の驚きがあった。

まず、「運命」だが、この曲、ヴィオラパートのSさんが、以前からやりたいやりたいと言っていて、毎回のように希望を出しながら、何故かいつも却下されてきた。

トロンボーンが消極的なのと、ホルンが2本しかないこともあったかもしれない。

今回、いつものようにパートで候補曲をとりまとめて提出する際に、当のSさんは何も言わなかったのだが、過去のいきさつを知っているので、私が「今回も「運命」出しておきますね」と言って、出したのだった。

それが今回は最後まで残ってしまったのだった。

いやあ、あきらめずに出してみるもんだ。

代理出席者からの速報メールも、「Sさん朗報です」というタイトル。

いよいよ悲願実現か。よかった。

浦安オケで「運命」を演奏するのは3回目。

初回は、私の入団前だが、1992年1月。そして2回目は、1996年9月。この時は乗っている。本番当日台風が接近し、すごい天候の中での演奏会だった。この演奏会を客席で聴いたのがきっかけで入団したのが、現団長のHさんである。

16年ぶりの演奏になる。

そして、もっと驚いたのが、ブルックナー

我々のオケでは、ブルックナーが選曲の際に希望曲になることはあまり多くない。

4番、あるいは7番がたまにリストに載るが、格別強い声があるわけではなく、有力候補として最後まで残った記憶はない。

弦は難易度の面で反対することが多かった。

それが、今回は、メインに決まったというので、これには驚いた。

会議の席上でどのような議論があったのかわからないが、もしかすると、「運命」で出番の少ないホルンからの強い要望があったのだろうか。


浦安オケとしては、初めて取り組む作曲家だ。

個人的にも、ブルックナーを弾いた経験はまったくない。

日頃、聴いてはいるが、自分が弾く楽譜がどのようなものなのか、見当もつかない。

以前、マイミクのべんしまさんが、ご自分のオケでこの4番を演奏され、とてもやり甲斐があったと言われていた。

決まった以上は、未知の作曲家、未知の音楽に取り組む貴重なチャンス、がんばって取り組みたい。

まだ先のことだが。

まずは、当面の目標、来年6月のブラ3をがんばろう。