18日(日)、運営委員会。鹿児島出張を控えていたため、欠席(代理出席を立てた)。
先月からの続きで、来年秋と、その次の春の定期演奏会の選曲が議題と聞いていた。
代理出席のパートメンバーから、速報メールが入り、メイン曲が決まったとのこと。
そして、その次、2013年春のメインは、ブルックナーの4番、「ロマンティック」。
どちらにも、大小の驚きがあった。
まず、「運命」だが、この曲、ヴィオラパートのSさんが、以前からやりたいやりたいと言っていて、毎回のように希望を出しながら、何故かいつも却下されてきた。
トロンボーンが消極的なのと、ホルンが2本しかないこともあったかもしれない。
今回、いつものようにパートで候補曲をとりまとめて提出する際に、当のSさんは何も言わなかったのだが、過去のいきさつを知っているので、私が「今回も「運命」出しておきますね」と言って、出したのだった。
それが今回は最後まで残ってしまったのだった。
いやあ、あきらめずに出してみるもんだ。
代理出席者からの速報メールも、「Sさん朗報です」というタイトル。
いよいよ悲願実現か。よかった。
浦安オケで「運命」を演奏するのは3回目。
初回は、私の入団前だが、1992年1月。そして2回目は、1996年9月。この時は乗っている。本番当日台風が接近し、すごい天候の中での演奏会だった。この演奏会を客席で聴いたのがきっかけで入団したのが、現団長のHさんである。
16年ぶりの演奏になる。
そして、もっと驚いたのが、ブルックナー。
我々のオケでは、ブルックナーが選曲の際に希望曲になることはあまり多くない。
4番、あるいは7番がたまにリストに載るが、格別強い声があるわけではなく、有力候補として最後まで残った記憶はない。
弦は難易度の面で反対することが多かった。
それが、今回は、メインに決まったというので、これには驚いた。
会議の席上でどのような議論があったのかわからないが、もしかすると、「運命」で出番の少ないホルンからの強い要望があったのだろうか。
浦安オケとしては、初めて取り組む作曲家だ。
個人的にも、ブルックナーを弾いた経験はまったくない。
日頃、聴いてはいるが、自分が弾く楽譜がどのようなものなのか、見当もつかない。
以前、マイミクのべんしまさんが、ご自分のオケでこの4番を演奏され、とてもやり甲斐があったと言われていた。
決まった以上は、未知の作曲家、未知の音楽に取り組む貴重なチャンス、がんばって取り組みたい。
まだ先のことだが。
まずは、当面の目標、来年6月のブラ3をがんばろう。