naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~本番指揮者の合奏

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        オケ練前ランチ。
        アトレの月の坊で、鶏の西京味噌焼き御膳。



日 時 : 2012年4月8日(日) 13:00~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : 皇帝円舞曲ロメジュリ、アンコール曲、ブラ3(1・3・4楽章)
弦人数 : 9・6・4・7・3
弓の毛 : 5本(皇帝円舞曲1本、ロメジュリ1本、ブラ3の4楽章3本)
       弓の毛替えは毎年9月にしているが、それまで保ちそうにない・・・。

本番指揮者Y先生、2週間ぶりの合奏。

まず、J.シュトラウスⅡ「皇帝円舞曲」から。全曲通した後、冒頭に戻って3番ワルツまでを返し練習。

「オケ全体に、もっとリラックスした感じがほしい」、とY先生。「楽しんでいる雰囲気を。ベートーヴェンではないので」。

あと、弦には、音が厚すぎるので、弓の毛を少なくして薄い音を出すように、との指示。

次に、チャイコフスキー「ロメオとジュリエット」。これは通さず、止めながらの練習。

「もっとガリガリ弾いて下さい」。「pと書いてあっても、チャイコフスキーのpは小さくありません」。

練習記号Qからのメロディでは、「音が抜けてしまっています。抜かずにもっともっと弾いて下さい」。

今回の練習では、従来なかった、例えば弦だけとりだして弾かせる場面が出てきた。

Sのところでは、弦だけで弾いたが、「死に物狂いで弾くこと」。

チャイコフスキーでは、シュトラウスとは全然違う音が出ないといけない、とのこと。

「「チャイコフスキーを弾く覚悟」をして弾いて下さい」、と最後に言われた。

あと、オケのセクションごとに、「点で当てていくのでなく、線で演奏するように」との指示もしばしば出された。

次にアンコール曲。1回通しただけだが、本番指揮者のテンポがわかった。先週のトレーナーS先生ほどは速くない。

休憩の後、ブラームスの3番。

1楽章から。楽章全体を通した後、120小節目に戻っての返し。

ここでも、「ワルツやチャイコフスキーとは、全然違う音を出して下さい」。
今回の3曲では、曲ごとに全部違う音が必要、ということを、Y先生からは再三言われている。

シュトラウスを忘れてチャイコフスキーを弾き、チャイコフスキーを忘れてブラームスを弾かねばならない。
しかも、チャイコフスキーは、死に物狂いでガリガリ弾けというのだから、ブラ3が始まる時、余力が残っているかどうか(笑)。

誰だ、こんなプログラム決めたの?(笑)

この1楽章では、「互いに音を聴き合うこと」について強調された。音量で勝負するのでなく、室内楽のように演奏すること。
食べ物で言えば、日本の懐石料理のようなイメージで、とのこと。

チャイコフスキーがパワーで勝負なのに比べ、こちらはもっと精密な音楽作りを、ということのようだ。

3楽章、4楽章。

時間切れで終了となった。

来週以降、4月中は分奏練習となる。Y先生の合奏は、4週間後。

※練習往復に聴いた音楽
    ワルツの革命(モーツァルト、ランナー&J.シュトラウス1世:ダンス、ワルツ&ポルカ集)
       アーノンクールウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
    モーツァルト プラハ
    シューベルト 未完成
       ブリテン=イギリス室内管