6月の定期演奏会のCDができあがり、昨2日(日)の練習の時に受け取った。
さっそくウォークマンにとりこんで、今日の通勤で聴いた。
ファーストのRちゃんの音がしっかりしてる。ファースト主導のハイドンのカルテットで、これだけきれいに弾けるってすごいな。よっぽど練習したんだね。
何か、ハーモニーを濁らせているのはヴィオラだけ、というような気が・・・。
全体として聴ける演奏になっているのは、他の3人のレベルが高かったからな。
事前練習で、弦楽四重奏の厳しさを痛感したのを思い出す。
何か、ハーモニーを濁らせているのはヴィオラだけ、というような気が・・・。
全体として聴ける演奏になっているのは、他の3人のレベルが高かったからな。
事前練習で、弦楽四重奏の厳しさを痛感したのを思い出す。
さて、ホールでのオケの演奏。
全体には、とても健闘している演奏だと思った。浦安オケもレベルアップしてきたな、と。
ただ。
管の出来については私はわからないが、弦に関して言うと、音が・・・。
今回の録音に限ったことではないが、音が何かパサパサしてる。
今回の録音に限ったことではないが、音が何かパサパサしてる。
自分のことは完全に棚に上げて言ってるんだけど、音程のバラツキ、音色のバラツキ。
これは、現在の浦安オケの弦が、どうしても一つ階段を上がれないでいるところではないだろうか。
これは、現在の浦安オケの弦が、どうしても一つ階段を上がれないでいるところではないだろうか。
本来、各パートが一体となって、つやのある統一した音色にならなければいけない。
ファースト、セカンド、ヴィオラ、チェロ、コントラバス。
各パートが1本ずつの太い紐でなければならないのだが、我々のCDから聞こえてくる弦の音はそうではない。
例えばファーストが14人とすると、14本の細い紐が束ねられているように聞こえる。
ファースト、セカンド、ヴィオラ、チェロ、コントラバス。
各パートが1本ずつの太い紐でなければならないのだが、我々のCDから聞こえてくる弦の音はそうではない。
例えばファーストが14人とすると、14本の細い紐が束ねられているように聞こえる。
上手なオケとの差はそこだな。
特にブラームスでそれを感じた。
私は、以前から、アマオケと草野球には共通点があると思っている。
そこで行われている競技は、まぎれもなく野球、サッカーではなく野球だが、当然レベルの差というのはある。
同じく、我々が半年前に浦安の文化会館で演奏したのは、まぎれもなくブラームスの3番なのだが、という話だ。
でも、同じ野球の中に、同じクラシック音楽の中に、ものすごく大きな差がある。
もしかすると埋められない差なのかもしれないが、埋めようとする気持ち、努力は必要なんだろう、と改めて思う。
お金をいただいてお客さまに聴いていただいている以上は。
自分たちの楽しみだけではいけないのだろう、と思う。