naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~入団18年が経過

午前は運営委員会


午前は月1回の運営委員会。今年秋、来年春の定期演奏会の曲目がメイン議題。

今年秋は、中プロがベートーヴェンの4番のピアノコンチェルトに決まっている。
それに組み合わせる前プロとメインの希望曲を各パートから出し、意見交換をして絞り込んだ。

残ったのは6曲。

シューマンの1番(春)、4番、チャイコフスキーの4番、6番(悲愴)、ドヴォルザークの8番、シベリウスの1番。

2月の運営委員会で決める予定。

運営委員会後、昼食はまたまたアトレのスープストックで。

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北海道産たらこのクリームシチュー、ゴッホの玉葱のスープ、石窯パン。

午後は合奏


日 時 : 2013年1月13日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : 団内指揮者K氏
内 容 : 合奏
曲 目 : ブルックナー(1・3楽章)、ドンジョヴァンニ、パリ(1・3楽章)
弦人数 : 6・8・5・4・3
弓の毛 : 無事

午後は、団内指揮者K氏の指導で合奏。

まず、ブルックナー4番の1楽章から。これは通さずに、都度止めて返しながらの練習。

先週、本番指揮のS先生から出された指示の確認も。

そして3楽章。これは一度通してからの返し練習だった。

ブルックナーというと、マーラーあたりと比べると、複雑なところがなく平明なイメージを持ちがちだが、こうして弾いてみると、全然そんなことはない。

特に調性。今日弾いていて、特に3楽章では、今弾いている部分が何調なのか、わからなくなる場面がある。私には、だが。

それから、曲がりなりにも何度か弾いてきて、ブルックナーという作曲家には、非常に特別なところがあるように感じる。

これは、ブルックナーを、耳では大学時代から長いこと聴いてきながら、自分で音にするのは今回が生まれて初めてだ、というまったく個人的な事情によるのだろうと思う。

今日に限らないが、これまで弾いてきたどの作曲家とも違う、ブルックナーだけの書き方がある、と感ずるのだ。

今日、ふと思ったのは、スポーツで、日頃練習しているのとは別の種目をやっているような感じだな、と。
例えば、日頃はサッカー部でサッカーの練習に明け暮れているのだが、たまたま今日はフットサルをやっている、というような。
日頃はテニスなのに今日はバドミントン。日頃は自由形なのに今日は背泳。
ボールを蹴る、ラケットで何かを打つ、プールで泳ぐ、似たような競技じゃないか、と見えても、そうじゃないんだろうと思う。

それと同様、同じヴィオラで同じオーケストラの曲を弾いていることに変わりはないじゃないか、と言い切れぬものが、ブルックナーにはあるような気がする。

なじめない、ということではない。苦手ということでもない。

これまでの練習の時に書いてきたように、トレモロだらけ、分散和音だらけ、というのは事前の予想通りでしんどいが、金管が気持ちよく鳴らす響きの中で音を出すのは、結構快感でもある。
かっこいい曲だな、とも思う。
また、ヴィオラ弾きとして、気持ちがいい響きを作れる部分もある。

それなりにやり甲斐を感じてはいるのだ。

休憩の後、モーツァルトドン・ジョヴァンニ」序曲。

今日は少し遅めのテンポでの練習だった。

先日、ムーティがウィーンで演奏した際のDVDを買って、昨日、冒頭部分、騎士長が殺されるまでと、終幕のドン・ジョヴァンニの地獄落ち以降を観た。
やっぱり、このオペラはすごいね。
近い内に、全曲をしっかり観よう。

そして、同じモーツァルトの「パリ」。今日は1楽章と3楽章。

まだ弦の響きがきれいでないように思う。

K氏からは、フォルテと書かれているところで、音楽がただ強いだけになっているとの指摘。

確かに、モーツァルトの場合は、フォルテとピアノしかないことが多いので、その中で色々音楽を作らないといけない。

モーツァルトの2曲については、まだまだこれからだ。ブルックナーもだが。

毎年書いているが、1995年1月15日(日)、浦安オケの練習に初めて参加した。
あれから18年が経過。19年目に入る。

18年前のその初参加の時の指導は、今日と同じK氏だった。
他にも、私が入団する前からいて、今に至るまでずっと一緒に演奏している団員は少なくない。
そのことがとても貴重に思える。

ここまで来たら、何とか在籍20年には到達したいものだ。

※練習往復に聴いた音楽
    いきものがかり バラー丼
    R.シュトラウス 4つの最後の歌
       キリ・テ・カナワショルティウィーン・フィル
    R.シュトラウス エレクトラ
       ショルティウィーン・フィル(全曲盤)
    モーツァルト ドン・ジョヴァンニ
       カラヤンベルリン・フィル(全曲盤)
    ブラームス 交響曲第1番
       セル=クリーヴランド