隠れキリシタンの里、というところを通っていく。
確かに、人里離れたところに身を潜めて信仰を守った、という雰囲気がある。
永田憩いの広場道路公園というところで車を止めて、海を眺める。
隠れていたキリシタンも、密告などによってその存在を知られてしまい、追われることも多かったそうだ。
捕まって、右手にある高い崖から突き落とされたりしたという。
このあたりにはいられない、と判断した隠れキリシタンは、船で五島へ渡ったそうだ。五島が彼らの最終的な逃げ場所だったとのこと。
前日に見た、二十六聖人殉教地と言い、宗教弾圧の激しさに驚く。信仰の自由が保障されている現在では考えられないことだ。
また車に乗って、枯松(かれまつ)神社というところへ。
細い山道を上っていったところにある。有名なキリシタンが祀られているという。