10日(日)に開催された運営委員会で、来年春の定期演奏会のメインを検討。
先月の運営委員会で、候補曲を7曲まで絞り、その演奏会の指揮者に報告した。
今回の運営委員会では、指揮者からの意向も踏まえ、上記以外の候補曲も再度検討することになった。
そのため、管楽器、打楽器の個々のメンバーにとっては、出番が普段より狭まることとなり、このことが、来年春の選曲については、考慮すべき条件となった。
加えて、上記7曲が、通常メインにとりあげている曲に比べると、やや知名度、集客力に欠けると思われることも、議論を難しくした感がある。
さらに、個別の曲について、個々のパートの事情なども主張された。
長年、選曲では、なかなかまとまらずに苦慮することを経験してきたが、とりわけ今回は、色々な意見が出され、どの曲も一長一短、あちらの事情を立てればこちらが立たない、という議論になった。
誰かが譲り、妥協せざるを得ない状況だった。誰もが満足する結果は難しかった。
最終的に、以下の3曲を候補とし、指揮者のチョイスに委ねることで、一応の合意を見た。
結論はすぐに出た。指揮者へ報告して、たちどころに決まった。
シベリウスの2番。
これで、その前に決まっていた前中と併せ、来年春のプログラムが決定した。
なかなか、魅力的なプログラムになったと思う。
選曲過程で妥協してくれたパートについては、その次の演奏会で配慮することになる。
ところで、シベ2。
このブログでも、何度も書いてきたが、私にとっては思い入れのある曲だ。
最初にヴィオラで迎えた本番のメインが、シベ2だったのだ。
この2つの曲は、私にとっては、やはり特別な存在だ。
ということで、来年春が、4回目のシベ2となる。
選曲過程では、同じシベリウスの1番も候補になり、個人的にはこちらの方がよかったのだが、2番でももちろん文句はない。
浦安オケにとって、17年ぶりの再演となるシベ2。前回よりも良い演奏になるように、がんばりたい。