4月になった。
ばたばたしていて1週間経ってしまったが、気がつけば入社40年目に入っている。
昭和53年、1978年4月1日、入社式。
さすがに、昨日のように思われる、という感覚ではないが、記憶には鮮明だ。
成田空港での新入社員現場研修のことや、その後の入社同期の者とのつきあいについては、これまでも書いてきた。
あれから39年。
40年目かあ。
入社同期の16人(入社間もなく退職した者を除く)は、高卒の1人を除いて、既に定年を過ぎた。雇用延長、関係会社等への移籍等、大半が引き続き働いているが、1人だけ、定年を待たずに病没した者がいる。
60代になっても、元気で働けることは何よりだと思うべきだろう。
2月に、大学オケの1年後輩のS氏と、エキストラ先の本番楽屋で、定年後の生活について話したことがある。
彼は、60を過ぎてフル勤務は考えられない、と言っていて、実際、60歳の3月末をもって退職した。
私も、「毎日が日曜日」の生活に移って、音楽三昧、あるいはこれまで手がまわらなかった諸々の家事に精を出すことに憧れもする。
ただ、2月に、勤務先の社長から、「65歳までがんばってくれ」と言われた。このことは、自分としてはちょっと大きい。
あと4年。
2021年3月末までは、これまで通り、これまで以上にがんばらねば。
大切なことは、その4年を元気に、ではなく、そこから先の生活も元気で送れることだ。
まだまだこれから!