naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

モーツァルトの40番、40年ぶりだと思っていたのだが・・・

今回、松本モーツァルト・オーケストラに参加させていただき、演奏する40番のシンフォニー。

この曲は40年ぶりに弾くのだと思っていたら、実は割合最近弾いたことがあった、というお話。

昔のことなので、細部の記憶が定かでないが、大学4年生の夏、千葉市の葛城中学校の学校行事(だったと思う)で、演奏した。千葉市民会館だっただろうか。

大学オケのヴァイオリンに、葛城中の卒業生のKさんという女性がいて、彼女の取り次ぎでのことだったと記憶する。大学オケと、津田塾大学弦楽合奏団「アンサンブル・フィオリータ」の、それぞれ有志が参加した。

モーツァルトの40番の他、「アルルの女」、ヴェルディの「アンヴィル・コーラス」も演奏したと思う。

(ついでの話だが、母方の伯母は音楽教師として葛城中に奉職していたことがあり、Kさんは、その当時の教え子。本番当日には、Kさんと伯母が久しぶりに舞台袖で再会した)

大学4年生なので、1977年のこと。

それ以来、40年ぶりに、40番を弾くのだ、と思っていた。40番だけに40年ぶり、などと。

ところが、その後よくよく考えてみると、2009年に、浦安オケの有志で40番を演奏する、という企画があったっけな、とかすかに思えてきた。

で、あれこれ調べてみたら、弾いてましたね、2009年のその時。

2009年、有志で、モーツァルトの40番とベートーヴェンの7番を、11月に浦安市文化会館で演奏しよう、という話が持ち上がった。それに向けてのプレ発表的な機会として、9月に行われた美浜公民館の文化祭で、モーツァルトの方だけを演奏した。それに参加していたのだった。

実際、こんな記事が見つかった。

   美浜公民館文化祭本番終了
      https://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/60316171.html

ほんとに弾いてたよ、40番、全曲。

40年ぶりではなかった。7年半余り前。相対的には、すっごく最近、って感じだ。

でもね、すっかり忘れてた、このこと。

実際、先日、松本モーツァルト・オーケストラの練習で弾いた時、ほんとに「久しぶり感」があった。

その「久しぶり」は、少なくとも「7年半ぶり」程度の「久しぶり」ではなかったな(一方、22歳の時以来、というほどの感覚だったかと言われると、あまり確信はないけど)。

でも、うーん、そうだったんだ。2009年に弾いたんだ、この曲。

で、何で公民館文化祭のことを覚えてなかったのかな、と考えるに、一つ思い当たる事情がある。

この公民館文化祭で演奏した翌週に、母が急逝したことだ。

以後は、葬儀その他でばたばたと過ごし、オケ練もこの公民館文化祭を最後に、1ヶ月休んだ(そのため、11月の40番、ベト7の本番にも乗っていない)。

そんなことで、直前のこのイベントの記憶が飛んでしまったのかもしれない。

いずれにしても、今度の週末の松本での本番、がんばります。