大糸線は混んでいた。
松本から2駅目の島内駅で下車。
ここは、4日後の本番の会場でもある。
第3会議室へ。
14:00から、横島勝人先生の指導で、弦分奏。
弦の参加は、5・5・4・1・0。
まず、オケ側からの希望で、アンコール曲から。
その後は、メインの「ジュピター」に費やした。
最初は2楽章。
休憩の後、4楽章、1楽章。
トップのNさんから、本番では3プルトで、Kさんと組むように話があった。Kさんが表、私が裏に座ることにした。
16:50頃、分奏終了。
事務局が用意してくれたおにぎりを食べながら休憩。
ゆっくり休む時間もなく、17:30からは合奏である。
最初は、1曲目に演奏する、Ddur、KV97(73m)のシンフォニー。
弦の参加は、5・5・3・2・1(本番は5・5・5・2・1)。私は乗り番。
1楽章から4楽章まで、順を追って練習した。
休憩の後、「ジュピター」。この曲の弦の参加は、6・5・4・2・1(本番は6・6・6・3・2)。
1楽章から。
休憩後、3楽章、4楽章、2楽章。
4楽章は、午後の分奏の時に、これくらいで、と確認したテンポよりだいぶ速くてびっくり。
午後、夜と、時間をかけて「ジュピター」を練習していると、これまで何度聴いたかわからないこのシンフォニーを、実際弾いて初めて深く知ることがたくさんあると、痛感させられる。
大曲、というイメージのあるシンフォニーではないが、音楽の密度が本当に濃いと感じる。ふと、チャイコフスキーのシンフォニーの、びっしりと目の詰んだ音楽が頭に浮かんだ。
(もっとも、松本モーツァルト・オーケストラの常で、すべての反復を実行するので、今回の「ジュピター」は結構長い、大曲となる)
とにかく、「ジュピター」を弾けることの幸せを、しみじみと感じた。
「ジュピター」をじっくり練習して、既に21時半。22時完全退館しなければならないが、まだもう1曲ある。
2番目に演奏する、13番、Fdurのシンフォニーの練習に移った。こちらは降り番なので、楽器をかたづけながら聴いた。
ほぼ通しただけで、21:45頃、長い練習が終了した。