naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

松本モーツァルト・オーケストラ練習日誌~今季3回目の参加<2>

大糸線は混んでいた。

松本から2駅目の島内駅で下車。

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島内駅から歩いて5分もかからないところに、松本市音楽文化ホールがある。

ここは、4日後の本番の会場でもある。

第3会議室へ。

14:00から、横島勝人先生の指導で、弦分奏。

弦の参加は、5・5・4・1・0。

まず、オケ側からの希望で、アンコール曲から。

その後は、メインの「ジュピター」に費やした。

最初は2楽章。

休憩の後、4楽章、1楽章。

トップのNさんから、本番では3プルトで、Kさんと組むように話があった。Kさんが表、私が裏に座ることにした。

16:50頃、分奏終了。

事務局が用意してくれたおにぎりを食べながら休憩。

ゆっくり休む時間もなく、17:30からは合奏である。

最初は、1曲目に演奏する、Ddur、KV97(73m)のシンフォニー。

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弦の参加は、5・5・3・2・1(本番は5・5・5・2・1)。私は乗り番

1楽章から4楽章まで、順を追って練習した。

休憩の後、「ジュピター」。この曲の弦の参加は、6・5・4・2・1(本番は6・6・6・3・2)。

1楽章から。

休憩後、3楽章、4楽章、2楽章。

4楽章は、午後の分奏の時に、これくらいで、と確認したテンポよりだいぶ速くてびっくり。

横島先生の指導は、細かい表情のつけ方や、フレーズの作り方など細部にわたった。機械的なテンポ、機械的な拍子合わせを排して、音楽の流れを重視される。

午後、夜と、時間をかけて「ジュピター」を練習していると、これまで何度聴いたかわからないこのシンフォニーを、実際弾いて初めて深く知ることがたくさんあると、痛感させられる。

大曲、というイメージのあるシンフォニーではないが、音楽の密度が本当に濃いと感じる。ふと、チャイコフスキーのシンフォニーの、びっしりと目の詰んだ音楽が頭に浮かんだ。

(もっとも、松本モーツァルト・オーケストラの常で、すべての反復を実行するので、今回の「ジュピター」は結構長い、大曲となる)

とにかく、「ジュピター」を弾けることの幸せを、しみじみと感じた。

「ジュピター」をじっくり練習して、既に21時半。22時完全退館しなければならないが、まだもう1曲ある。

2番目に演奏する、13番、Fdurのシンフォニーの練習に移った。こちらは降り番なので、楽器をかたづけながら聴いた。

ほぼ通しただけで、21:45頃、長い練習が終了した。