社屋移転

会社は、10日(金)から19日(日)まで、お盆の10連休に入った。

この休み期間に、会社社屋の移転が行われる。

もともといた自社ビルは京橋だが、老朽化に伴って建て替えを行うことになり、2015年の８月、同じお盆休みを利用して、八重洲のビルにテナントとして仮移転していた。

その後、解体、新築工事(自社施工である)を進めてきた新社屋が、今年６月末に竣工し、３年ぶりに京橋に戻ることになったものだ。

会社では総務部に在籍しているので、建て替えプロジェクトにも関わる立場だった。所属の多くのスタッフの力で、めでたく移転にこぎつけたことには、感慨がある。

八重洲の仮社屋は、呉服橋の交差点のすぐそばで、東京駅や東京メトロの各駅からも近いので、大方の従業員には好評だった。京橋に戻りたくないという声も多いくらいだ。

しかし、京葉線利用の私にとっては、毎朝毎晩、東京駅をまるまる縦断する形での通勤は、なかなか面倒なものだった。京橋に戻れば、最寄り駅は八丁堀駅。ずっと便利になるのが嬉しい。

それはそうと、ここ数日は、引っ越し準備で大変だった。

10連休の初日の昨10日も、出社した。

朝から肉体労働を重ねて、やっと一連の荷物を段ボールにまとめることができた。

同僚の者たちは、今日以降もまだ出社を続けるが、私は休ませてもらうことができ、新社屋営業開始前日の19日(日)には、再度出社する。10連休中、２日の出社だ。

20日(日)は、朝、社長の事務所開き挨拶があって、執務開始。

移転後も、落ち着くまでは色々ばたばたしそうだ。

旧社屋は、1963年の建築(私が小学校２年の時)で、半世紀を過ぎての建て替えだった。

私が1978年に入社した時、いずれこの社屋も新しいビルになったりするんだろうか、と思ったものだが、まさかその仕事に自分が関わることになるとは予想していなかった。

個人的には、欲を言えば、もう少し早い時期に建て替えの話が出ればよかったと思う。何しろ、もう63歳。この先、異動がなく、ずっと新社屋にいるとしても、あと２年半余りしかそこで過ごせないから。

ともかく、新築なった社屋への、８日後の出社が楽しみである。

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