大学オケ2年先輩の、ホルンのN氏が6月に亡くなった。
札幌在住のN氏の葬儀には、あいにく参列できなかったが、人望厚い人だっただけに、おそらく関東圏で彼を偲ぶ会が企画されるだろう、と予測していた。
果たして、同じホルンでN氏の先輩にあたるS氏から、メールがまわったので、参加をエントリーした。
N氏と同期のファゴットのH氏が幹事として準備をして下さり、7月24日(水)の夜、神田の居酒屋で、偲ぶ会が開催された。
当日は、1972年入学のN氏の前後数年の世代が19人、集まった。
冒頭、S氏から会の趣旨についてのスピーチがあり、以後は、思い思いに仲間たちとN氏の思い出を語り合った。
私と同期のヴィオラのI君が、古い演奏会のプログラムと記念写真をコピーしたものを持ってきて、配ってくれた。
これがその写真である。
1974年7月3日、中野公会堂での、サマーコンサート。4月に入学した、我々同期のデビュー演奏会だった。45年前になる。
写真右端に立っているのが、今般亡くなったN氏である。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、最後に全員で記念写真を撮り、20時半過ぎ、中締めとなった。
私は、翌朝、岐阜県の大垣での用務があるため、岐阜で前泊することにしていたので、東京駅に急ぎ、21:00発の新幹線に乗った。
一同は、当然に二次会に行ったそうで、翌日には、その模様の写真も展開された。
N氏、66歳での逝去だった。
今年は、2月に、松本モーツァルト・オーケストラの牛山正博先生が亡くなられた。1952年生まれというから、66歳か67歳。
少しだけ年上の、オケ活動の先輩が、70歳の坂の手前で相次いで亡くなられた年になってしまった。
今回集まった仲間たちは、是非、元気で末永く交流を続けていきたいものだと思う。
ちなみに、今年は、1919年(大正8年)に設立された母校オケの創立100周年にあたる。9月には記念行事として、現役、OBOGの交流会が開催予定だが、残念ながら、宇奈月オペラの練習と重なり、参加できない。