21日、１月場所の新番付が発表。
眺めてみて、やはり琴欧州の大関昇進が新鮮だ。
栃東が先場所休場だったのだから、新大関は東２人目でもよかったと思うが。
今場所も朝青龍中心の優勝争いは間違いないが、個人的には、誰かに８連覇を阻んでもらいたいと思う。
平成18年は、角界の勢力地図に何かの変化、それも、朝青龍の力が落ちたり調子を崩すとかいうことでなく、誰かが並ぶのは無理であっても肉迫する形になってほしい。
８場所連続でカド番大関が出るという現状では、旧大関３人にそれは全く期待できない。おそらく来年末には２人くらい(場合によっては全員)がいなくなっているだろう。
やはり琴欧州が、昨年後半の勢いを失わずに、自分の相撲をしっかり確立してもらうことが第一に期待される。
あとはやはり白鵬。年も変わって、昨年後半の停滞を脱してほしい。この人の場合は気力の問題が大きいように思う。
他にはこれと言った人材が見当たらない。
強いて言えばやはり稀勢の里なのだろうが、ライバル琴欧州新大関に対して９枚目と大きく差が開いたこの人もまだ相撲が固まらない。平成18年こそ大化けできるか？
東西に横綱がほしいのは当然だし、できれば日本人力士の横綱がほしい。
それを期待できるのは、今のところは稀勢の里くらいではないだろうか。
優勝争いを別にすれば、時天空、栃乃花、安馬の相撲を楽しみに見たい。
