naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

小澤さんの病状は・・・?

ちょっと前の話になるが、小澤征爾さんが健康上の理由で年内の活動予定をすべてキャンセルするとの報道があった。

春の東京での「オテロ」も当然キャンセルとのこと。チケットが手に入れば行こうかと思っていたので、残念だ。

しかし、いくら昨年70歳の大台に乗ったとはいえ、常にエネルギッシュなイメージのある小澤さんである。先日、星野仙一さんがホストを務めるNHKのテレビ番組にゲストで出演された時も、蕎麦屋でクイクイとビールをあおる姿が印象に残っていた。
それが、年が明けてまだ間もないこの時期に、年末までの活動をキャンセルするとは、よほど悪いのかと心配になる。

やはり、ウィーン国立オペラの音楽監督というのは、それだけ激務ということなのだろうか。
精神的にも肉体的にもハードなものなのだろう。

ともかく、今は療養に専念されて、元気を取り戻してほしいと願うだけだ。
70歳。もう若いと言える年齢ではないのは確かだが、基本的に指揮者は長命だ。カラヤンベームも80代まで活動した。バーンスタインはそれに比べればやや若くして没したが、彼の場合は酒、煙草の不摂生があったからやむを得ないところもある。
小澤さんには、この1年を災い転じて福、結果としてこの長期休養があったから、その後長く元気で活動できた、というふうにしてもらいたいものだと思う。

私は、個人的には、ウィーンを終えたら、小澤さんには日本に本拠を移してもらいたいと思っている。演奏にふれる機会が多くなるし、日本の若い人の教育に力を入れてももらいたい。
まだまだ元気で頑張ってほしいものだ。