naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

よりにもよって目の前で最下位転落を見ようとは・・・

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  (写真上)内野のいい席だったがフラストレーションがたまる試合展開
  (写真中)李選手も今日は不発
  (写真下)ヌンチャク型のミニバットで懸命に応援したのだが・・・
        (昨年買ったものなので堀内監督。仁志も今やファーム落ちだし)



昨4日、東京ドームで巨人=横浜12回戦を妻と観戦してきた。

このチケットが手に入った時、ジャイアンツは20試合消化して15勝4敗1分。
実に勝率7割5分で堂々の首位であった。
このブログでも、「めざせ100勝!」などと書いたこともあったが、あれはいつのシーズンのことだったのか・・・。

気がつけば、この試合、ジャイアンツ5位、ベイスターズ6位。両者のゲーム差は0.5。
最下位攻防の「天王山」という試合である。

そして・・・。

あとは書きたくもないが、たまに生で観戦しに行った目の前で、何も最下位転落しなくたっていいじゃないか、という・・・。


  横 浜  0 0 0 0 1 0 0 1 0   2
  巨 人  0 0 0 0 1 0 0 0 0   1
       勝   吉見 1勝6敗
       セーブ クルーン 2勝3敗17セーブ
       敗   グローバー 3勝5敗
       ホームラン 吉村15号 ディロン2号


今季0勝6敗、まだ勝ち星のない吉見投手である。少なくとも分が悪いことはないと思ったのだが、その吉見をまったく打てない。
グローバーは、初回いきなり石井琢に2ベースを打たれてこれはと思ったが、何とかしのいだ。その後も、まずまずのピッチング。

5回、吉村のソロホームランでベイスターズが先制。
ジャイアンツは、吉見の前にノーヒットが続いていたが、その裏、期待もせずに見ていたディロンが同点のソロアーチ。
しかし、結果的にはこれがこの試合ジャイアンツ唯一のヒットだった。

8回に、金城のショボい当たりがセカンドとセンターの間に落ちて決勝打。
9回は、代わったクルーンの前に、代打清水、木村、二岡と3者連続三振で試合終了。
確かにクルーンという人は速い!

スコアは1-2で、一見投手戦だが、そんな印象はまったくない。
ヒットはベイスターズ8本、ジャイアンツ1本。
ジャイアンツからすると、ヒット8本でよく2点にとどめたといえるが、ともかく打てない。
吉見、クルーンの前に、手も足も出なかったという感じだ。
ヒット1本では・・・。
要は完敗だ。

ジャイアンツファンとしては、見ていてまったく面白くない負け方というしかない。
同じ負けるにしても、乱打戦の末の1点差負けなら、まだいいが、ホームラン1本が唯一のヒット、得点で、あとはなんにもできないままに、ほんとになんにもできないままに、という試合展開。

何か怒る気にもならないという感じで、試合が早く終わった(2時間37分)のだけがよかったという試合。

昨年は、5月に交流戦日本ハム戦を見る機会があった。この時は今回とは対照的に、4時間近い乱打戦で10-9の1点差でジャイアンツが勝った。

妻との帰り道、会話もほとんどなく、帰宅後、妻が「何か野球見に行ってきたって感じがしないね」。
まさにそういう気分の、つまらん野球観戦であった。