けさの新聞、スポーツ紙の記事に、協会幹部の談話がいくつか載っていたが、それを見ても、両力士に対しては擁護の発言が目立つ。
北の湖理事長
白鵬は何としても決定戦で勝ちたかったのだろう。それ以外は15日間いい相撲をとった。
放駒審判部長
優勝決定戦の内容で、15日間の評価が落ちるものではない。
評価できない優勝なんてあるの?
三保ケ関審判部副部長
お客さんは熱戦を期待していたんだから、いい相撲を見せるのも1つの務めだろう。
白鵬は何としても決定戦で勝ちたかったのだろう。それ以外は15日間いい相撲をとった。
放駒審判部長
優勝決定戦の内容で、15日間の評価が落ちるものではない。
評価できない優勝なんてあるの?
三保ケ関審判部副部長
お客さんは熱戦を期待していたんだから、いい相撲を見せるのも1つの務めだろう。
これにもちょっと首をかしげた。
場所の一番の盛り上がりのところで、あんな相撲をとったことについて、「大事なところで、お客さんをがっかりさせる相撲をとって、何だあいつらは」という協会幹部はいないのだろうか。
決定戦以外はいい相撲だった。だから評価が落ちない。そうだろうか。
(余談だが、かつて貴ノ花は、曙、若ノ花との優勝決定巴戦で優勝を逸し、「決定戦での負け方が悪かった」として、横審への諮問を見送られ、史上最年少横綱を逃したことがある)
肝心の結びと決定戦、今の相撲界でトップを争う二人が、とんでもない相撲をとって、満場のお客さん、全国の相撲ファンを落胆させたことは、大いに罪深いことだと思うのだが。
三保ケ関親方のコメントはまだ良心的だが、「1つの務め」というのがひっかかる。「最大の務め」だ。
場所の一番の盛り上がりのところで、あんな相撲をとったことについて、「大事なところで、お客さんをがっかりさせる相撲をとって、何だあいつらは」という協会幹部はいないのだろうか。
決定戦以外はいい相撲だった。だから評価が落ちない。そうだろうか。
(余談だが、かつて貴ノ花は、曙、若ノ花との優勝決定巴戦で優勝を逸し、「決定戦での負け方が悪かった」として、横審への諮問を見送られ、史上最年少横綱を逃したことがある)
肝心の結びと決定戦、今の相撲界でトップを争う二人が、とんでもない相撲をとって、満場のお客さん、全国の相撲ファンを落胆させたことは、大いに罪深いことだと思うのだが。
三保ケ関親方のコメントはまだ良心的だが、「1つの務め」というのがひっかかる。「最大の務め」だ。