朝青龍問題が宙に浮いた状況で、9月場所が開幕。
モンゴル帰国に際しては、高砂部屋の関係者が交代で24時間監視するとかいう話だったが、それもどうなったのか。
本場所出場停止はともかくとして、11月場所千秋楽まで謹慎、という処分は、もはや有名無実になった感がある。
朝青龍が土俵に復帰できるのか、そもそも復帰する気があるのか、いまだ不透明だが、ともかく、白鵬が一人横綱の形で、場所の方は始まった。
モンゴル帰国に際しては、高砂部屋の関係者が交代で24時間監視するとかいう話だったが、それもどうなったのか。
本場所出場停止はともかくとして、11月場所千秋楽まで謹慎、という処分は、もはや有名無実になった感がある。
朝青龍が土俵に復帰できるのか、そもそも復帰する気があるのか、いまだ不透明だが、ともかく、白鵬が一人横綱の形で、場所の方は始まった。
新入幕豪栄道は、白露山に、立ち合い左前まわし。一旦切られたものの、また取り直して右四つに渡り合った。
豪栄道としては、あまりいい形ではなかったように思うが、必死に前に出て青房下に寄り切った。
新入幕、ともかくも嬉しい初日だ。
豪栄道としては、あまりいい形ではなかったように思うが、必死に前に出て青房下に寄り切った。
新入幕、ともかくも嬉しい初日だ。
幕内復帰の旭天鵬は、龍皇に格の違いを見せた。
普天王は、右ひじを傷めたとのこと。黒海に2回つっかけたのは、あせりがあったか。
立ち上がってからは、黒海のかちあげが勝り、左差し右上手で攻め込まれると、普天王は得意の右上手に手がかからず、一方的に敗れた。前途多難か。
立ち上がってからは、黒海のかちあげが勝り、左差し右上手で攻め込まれると、普天王は得意の右上手に手がかからず、一方的に敗れた。前途多難か。
高見盛と岩木山は、互いに非常にいい当たりだったが、左四つ右上手充分に組んだのは高見盛の方。
本来右四つの高見盛だが、今日の立ち合いからの攻防では、組み勝った、という印象。
岩木山には上手を与えず、休まずに力強い寄り。
本来右四つの高見盛だが、今日の立ち合いからの攻防では、組み勝った、という印象。
岩木山には上手を与えず、休まずに力強い寄り。
玉乃島と海鵬は、判定に疑問。
海鵬は、立ち合い深く左差し。深く差すと、玉乃島にきめられたり小手投げを打たれたりがあるぞ、と思った。
海鵬はうまくとりつつ西土俵に寄ったが、土俵際、玉乃島がやはり右小手からの投げ。
軍配は海鵬に上がったが、リプレイで見る限りでは、海鵬の右ひざが早くついている。
玉乃島の足は出ていないし、体がないという状況ではない。
物言いもつかなかったのは、大いに疑問。
海鵬は、立ち合い深く左差し。深く差すと、玉乃島にきめられたり小手投げを打たれたりがあるぞ、と思った。
海鵬はうまくとりつつ西土俵に寄ったが、土俵際、玉乃島がやはり右小手からの投げ。
軍配は海鵬に上がったが、リプレイで見る限りでは、海鵬の右ひざが早くついている。
玉乃島の足は出ていないし、体がないという状況ではない。
物言いもつかなかったのは、大いに疑問。
同じく新関脇の安美錦に鶴竜は、鶴竜が両手をついて待つ、充分な仕切りだったが、安美錦が、まわしにまったくこだわらない相撲に出たのが、意外だったか。
左右のおっつけからの一気の押しに、鶴竜は何もできなかった。
左右のおっつけからの一気の押しに、鶴竜は何もできなかった。
好調が伝えられる新大関琴光喜。栃乃洋との一番は、立ち合いにやや右に動きながら右上手をとり、相手充分の左四つながら、動きを止めることなく右からの出し投げで決めた。
新大関、無難なすべりだしというところだが、調子のほどは、もう数日見ないとわからない。
新大関、無難なすべりだしというところだが、調子のほどは、もう数日見ないとわからない。
休場明けの魁皇と豊馬将は、立ち合い魁皇が右から張って右上手をとり、充分な形を作りかかったかと思ったが、これを切られ、豊馬将が右からおっつけての出足に残す腰がなかった。魁皇は、太ももを傷めたという左足に力が入っていない。
武蔵丸に並ぶ歴代4位の幕内通算706勝は、今日のところはならず。
武蔵丸に並ぶ歴代4位の幕内通算706勝は、今日のところはならず。
千代大海に稀勢の里は、過去大関の8戦全勝。これは本当に今の相撲界七不思議と言っていい話だ。
今日も、稀勢の里が立ち合い左をのぞかせて中に入ろうとしたが、千代大海のはたきにばったり落ちてしまった。
千代大海がそんなにいい相撲だったわけではない。
力は充分ついている稀勢の里だけに、不思議としか言いようがない。
今日も、稀勢の里が立ち合い左をのぞかせて中に入ろうとしたが、千代大海のはたきにばったり落ちてしまった。
千代大海がそんなにいい相撲だったわけではない。
力は充分ついている稀勢の里だけに、不思議としか言いようがない。