naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~午前弦分奏、午後合唱合わせ

イメージ 1

イメージ 2

  (写真上)2回目の合唱合わせ
  (写真下)ショッパーズプラザはハロウィンの飾りつけ





13日(土)は、午前が弦分奏、午後は8月19日以来、2回目の合唱合わせ、更にオケのみの合奏と、びっちりのスケジュール。

でも、ふだんと違って土曜の練習だから、翌日は休みということで、その点は嬉しい。

新浦安駅前から、おさんぽバス市民病院線で文化会館へ。
バス停にあった案内によると、市民病院線の車両は、順次舞浜線と同じ大型車両に切り替えられるという。
前回、文化会館での練習の帰りなどは、我々オケの集団は、乗り切れなかったことがあったので、これは助かる。

午前は弦分奏。追加曲の譜読み

日 時 : 07年10月13日(土) 10:00~11:30
場 所 : 浦安市文化会館大ホール
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 弦分奏
曲 目 : オテロ(譜読み)、運命の力(アリアとフィナーレ)
弦人数 : 6・8・2・8・2

文化会館大ホールのステージで弦分奏。ぜいたく。

最初は、追加で演奏することになった曲の譜読み。

先週の練習で、H団長の話では、ヴェルディドン・カルロ」のバリトンのアリア、オケは弦がさざめいている程度でそう負担はない、との発表だったのだが、蓋を開けてみたら、曲が変わっている。

ヴェルディヴェルディでも、「オテロ」からバリトンのアリアだ。

配付されたばかりの楽譜で初見の譜読み。

曲をよく知らないし、わけがわからないのだが、とにかく、「弦がさざめいている程度」ってなもんじゃないぞ、これは。
テンポは動くし、臨時記号は多いし・・・。
何度か返して、一応、曲には慣れたかな、という感じ。
Y先生が「早起きは三文の得で、この分奏にきて譜読みをした人は、一歩リード」とおっしゃったが、ほんとにその通り。
この曲、次の練習で初めて弾く人はびっくりするだろうなあ。ちょっと優越感。

アリアだから、歌が入らないとわからないところがある。
歌とのやりとりは面白そうだ。
カラヤンウィーン・フィルの全曲盤を持ってるから、聴いてみよう。

それに、今日は弦だけだから、早く合奏でやってみたい。

オテロ」の後は、「運命の力」から、歌が入る2曲を。

11:30からは、同じステージで管分奏。弦は午後の合唱合わせまで2時間の休憩。
文化会館近くの「砂場」に蕎麦を食べに行った。「ざるセット」を食べていると、チェロの皆さんが入ってきた。

2回目の合唱合わせ

日 時 : 07年10月13日(土) 13:30~17:00
場 所 : 浦安市文化会館大ホール
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合唱合わせ
曲 目 : カヴァレリア(オレンジの花から最後まで)、トスカ、トロヴァトーレナブッコ
      トラヴィアータ(乾杯の歌)、アイーダトゥーランドット運命の力(アリアとフィナーレ)
弦人数 : 11・8・5・8・4

ホールに戻ると、ロビーで弦の団員の多くが個人練習中。
みんなえらいなあ。よし、負けないでさらおう。
楽器と楽譜を持ってきてさらう。

12:30になると合唱の皆さんが集まってきて、ロビーで発声練習が始まるというので、オケの者はここで撤収。

13:30まで、本番のプルト編成を検討したり、ステージでの管分奏を見学したりして過ごし、いよいよ合唱合わせ。

Y先生から、「オケは、合唱をあまり聴きすぎないように。聴きすぎて一緒にテンポが伸びたり遅れたりしてはいけない。歌を聴きながらも、オケが歌をリードする形で」との指示。

また、Y先生からは、「オケも合唱も、練習の成果があって、ずいぶんうまくなってきた。ここまできたら、さらにその上のレベルをめざすために、細かい指示をしていく」とのお話。
オケについては、さらに上の音色を出させたい、とのこと。

休憩時に懐かしい顔が。
クラリネットの元団員、K氏である。

K氏は、大学オケの1年後輩で、私が二十歳の年からのつきあいである。
私の卒業後はやや疎遠だったが、彼は新浦安在住で、私がこのオケに入団して再会することになった。

しばらく一緒に演奏していたのだが、その後海外勤務となり、ご無沙汰していた。
先日、海外勤務が解けて帰国したとのこと。
会うのは何年ぶりだろうか。
浦安オケのメンバーも、彼が知っている団員はずいぶん少なくなり、管は何人か残っているが、弦だと、一緒に話をしていたインペクのNさんと私くらいしか、知った顔がいないと言っていた。

以前に比べるとずいぶん充実した音がしていると言ってくれた。
K氏も、落ち着いたら、またオケに復帰してくれるだろう。

その後の合奏、「アイーダ」で、今日も弓の毛を2本切った。
先週、毛替え後初めて切ったのも「アイーダ」だった。どうしても、この曲だと気持ちが盛り上がって、ガシガシ弾いてしまう。

この間から、今回演奏する、ヴェルディプッチーニの違いについて、あれこれ考えているが、例えばこの「アイーダ」の凱旋の場を弾いていると、大向こうをうならせる、胸の高鳴るようなドラマチックな音楽を書いた点では、やっぱりヴェルディの方が上かなあ、という気がする。
大衆性、という意味では、プッチーニにもあるのだろうが、やはりヴェルディの方が、「いかにもオペラ」という感じがあるように、個人的には感じる。

さらにオケだけで合奏

日 時 : 07年10月13日(土) 17:00~18:00
場 所 : 浦安市文化会館大ホール
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : トラヴィアータ(アリア)、マノンレスコー
弦人数 : 11・8・5・8・4

合唱の皆さんがステージからはけた後、更にオケだけで合奏。

冒頭に、先日入団したKさん(ヴァイオリン)が紹介された。mixiの浦安オケコミュニティに書き込みをして下さったことがきっかけで入団された方だ。
今日はこの他、コントラバスにも入団希望者があったという。コントラバスはこれで団員が4人。ヴィオラとともに、長年団員不足に悩んできたパートだが、4人というのはすごい。

合奏は、まず「トラヴィアータ」のアリアから。
先日来、この曲の練習では、Y先生が歌手の方を連れてこられるが、今日もそうで、これで、このアリアは3人目の歌手の方との合わせとなった。

やはり、アリアを合わせるのは面白い。歌手の方によって歌い方も違うし。

その後、「マノン・レスコー」の間奏曲。
事前に伝えられていた練習の予定曲目には入っていなかったが、昼の休憩の際にさらっておいたので、ソロの部分も、これまででは一番余裕をもって弾けた気がする。
先週の長崎行きの折、ベッドの中でイメージトレーニングをした話を書いたが、それもよかったかもしれない。
ちょっと自信がついてきたかな?
まだまだ練習だけど。
でも、この間奏曲、いい曲だと思えるようになってきた。これは、ヴェルディには書けない、プッチーニならではの切ない音楽だ。

かくして、今日も長時間の練習が終わった。

合唱と合わせると、やっぱりオペラは楽しい、面白い、という気持ちになる。
本番が待ち遠しくなってきた。

帰りのおさんぽバスは、市民病院線に乗ったが、朝乗る時に情報を得ていた、舞浜線と同じ大型車両がきた。希望者全員が乗れてよかった。

新浦安に着いてからは、珍しく妻と落ち合って、ショッパーズプラザの中で夕食。
結婚記念日だったので。
結婚20周年を「磁器婚式」というが、22周年にはそういう呼び方はないようだ。
3年後は銀婚式。もうそんなに経つのかね。

※練習往復の音楽
   小澤征爾=ボストン響 ベルリオーズ 幻想交響曲
   小澤征爾=ボストン響 ラヴェル クープランの墓
   カラヤンベルリン・フィル マスカーニ 「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
   カラヤンベルリン・フィル プッチーニ 「マノン・レスコー」間奏曲
   コリン・デイヴィス=コンセルトヘボウ管 ハイドン 交響曲第101番「時計」