京都駅に着いて、荷物をコインロッカーに預けて、身軽になったところで、さて、どこへ行くか、と相談。
昼食は、京都の味、湯豆腐、ということをまず決めた。
他にどこに行くかだが、もう3日目だし、あまりあちこち歩き回って疲れてもいけないので、ほどほどに、と、駅前の地図を見ながら思案。
ふと思いついたのが、「京都大学というところへ行ってみようか」。
過去、京都に来て、寺社仏閣のたぐいはあれこれ訪れたが、京大には行ったことがない。
「Qさま!!」他のクイズ番組でよく見かけ、またその成績に日頃感服している、ロザンの宇治原史規の母校だ。
何もなくて、京大を見物しようとは思わなかったかもしれないが、やはり、宇治原の卒業した大学だ、というのに、ちょっと背中を押された。
市バス206系統に乗って京大正門前へ。京都駅前から30分少しかかった。
京都って、やっぱり広い。
京都って、やっぱり広い。
バスを下りて、正門はどっちだ? と歩く。
歩いている若者が、みんな頭がよさそうに見える、と妻。
結果として、正門でない方に歩いて行ってしまったのだが、生協が目に入ったので、のぞいてみた。
すごく立派でびっくり。
書店が充実しているのは、大学の生協なので当然なのかもしれないが、旅行代理店が入っているのには驚いた。「海外旅行」というカウンターまであるのだ。
今はこうなのか。
それとも京大が特別なのか。
機会があったら、自分の大学の生協に入ってみよう。
今はこうなのか。
それとも京大が特別なのか。
機会があったら、自分の大学の生協に入ってみよう。
生協の人に教えてもらって、来た道を戻る形で、正門へ。
何かで見たことがある時計台。
そうか、宇治原はここに通っていたのか(って、別に京大卒の有名人は宇治原だけじゃないけど(笑))。
中に入ってみると、京大グッズのショップがあった。
妻が、京大のネーム入りのノートやボールペンを買っている。
私も、下手な土産ものよりは面白いかと、クスノキの絵が入った瓦せんべいを、職場用に買った。
同じフロアに、歴史展示室というのがある。
その一角に、「昭和5年ごろの学生の下宿」を再現した展示物があった。
その当時の学生は、今と違って、遊ぶことなどはあまりできず、ひたすら勉学にいそしんでいたのではないかと思う。それこそ、生協に旅行代理店が入っている今とは全然違った生活だっただろう。
そんなことが、展示物から伝わってくるような気がした。
その当時の学生は、今と違って、遊ぶことなどはあまりできず、ひたすら勉学にいそしんでいたのではないかと思う。それこそ、生協に旅行代理店が入っている今とは全然違った生活だっただろう。
そんなことが、展示物から伝わってくるような気がした。
何となくのぞいてみよう、という感じで訪れた京都大学だが、よかった。