栃木市に日帰り出張で、上野駅から宇都宮線に乗車。
昔、秋葉原の石丸電気2号店、クラシックレコードのカウンターで、こんなことがあったのを思い出しました。
客 (恐縮した様子で)「あのう、曲名しかわからないんですけど、さがしてもらえますか?」
店員 「はい、何という曲でしょう?」 (←私 「何の曲なんだろう?」)
客 「「ああ上野駅」っていうんですけど」 (←私 ガクッ)
つまり、私はその時、そうやって店員に尋ねるからには、そこらへんのラックをさがしても簡単に見つけられないような珍しい曲、バルトークの「ルーマニア民俗舞曲」だとか、ジェズアルドのマドリガーレ集だとか、そういうのを言うのかな、と、興味を持って聞いていたので、まったくジャンル違いの曲名が出てきて、ガクッとずっこけたのでした。
しかし、クラシックのその店員さんは少しもあわてず騒がず、邦楽のカウンターに行って、さっと持ってきました。
さすが石丸電気、と思ったものでした。