naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

ユニ響練習日誌~今夏初参加

11日(土)は、木更津で祭り見物の後、千葉から京成に乗って谷津(やつ)へ。

ユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)の練習に参加するためだ。

毎年夏、お邪魔しているユニ響に、今年も声をかけていただいた。
今回の演奏会に向けての練習には、初参加となる。

まだ楽譜も送っていただいていない、こんな早い時期に、わがままを言って参加させていただいたのには、少々訳がある。

今年8月は、月1回集まってやっている、ご近所アンサンブル、初の演奏会を予定している。

その練習が、これからたてこんでくるのだが、毎週土曜日夜のユニ響の練習とバッティングするのだ。

再来週から、ユニ響の4回の練習の内、3回は欠席せざるを得ない。
その中には、本番指揮者の練習もあるので、大変痛いのだが、仕方がない。

練習予定を見ると、今週、来週の2回の練習で、全部の曲を弾くことができる。
ということで、是非これには出ておきたいと思ったのだ。

自分のオケで、またユニ響で、色々なエキストラを見ているが、中には、「ゲネプロと本番だけ」という人もいる。
しかし、私の場合、とてもそんな度胸はない。
できるだけ、早い時期から練習に参加して、曲に慣れ、また、指揮者、指導者の話を聞かないと、不安で仕方がないのだ。

とは言え、こんな早期からの練習参加は初めてなので、谷津公民館に入って、団員の皆さんと顔を合わせたら、「えっ? もう来たの」って顔をされたのだが(笑)、すみません、今年については、この先、欠席が続くもんですから。

トップのNさん(いつも浦安で、エキストラとしてお世話になっている)から、楽譜一式を受け取る。

さて、今回の練習は、団内指揮のNさんの指導。

前半、前中の曲の合奏(来週がメイン)。

まず、ベートーヴェンフィデリオ」序曲から。
曲はもちろん知っているが、これまで弾いたことはない。

形ははっきりしているので、落ちたりということはない。
しかし、#4つのホ長調。弾きづらい・・・。

フィデリオ」は、通しただけで終了。返しなし。

すぐ、中プロのメンデルスゾーン真夏の夜の夢」。

今回、この劇音楽からは、5曲を演奏する。

  序曲
  スケルツォ
  間奏曲
  夜想曲
  結婚行進曲

間奏曲以外の4曲は、もうずいぶん前に、千葉の若葉シンフォニーオーケストラで弾いたことがあるが、何分にも昔のことで、ほぼ初見に近い。

そうそう、こういう曲だった、と思う部分もあるが、それよりも、こんな曲だったっけ? というところの方が多い。
ほんとにこれ、本番で弾いたんだっけ、全然おぼえてない・・・、というような。

しかし、序曲からして、大変だね、これ。
思ってみれば、「フィデリオ」の後、「真夏の夜の夢」の序曲、と、序曲が2曲続くのだが、これが、偶然か意図的なのか、両方とも#4つなのだ。
やだなあ、これ。

この序曲は、長く休むところが何度もある。ちゃんと数えていないと落ちる。
トップでは弾きたくないタイプの曲だ。

しかし、メンデルスゾーンという人は、きっちりとした楽譜を書くので、演奏もきっちりしないと、上手に聞こえない。
弾いてみて、そんな作曲家だと思った。

浦安では、来年春の定期演奏会のメインの選曲中なのだが、候補の一つに、「イタリア」がある。
これは、慎重に考えないと、と思った。

「結婚行進曲」。
誰かの結婚式とかで、部分的に演奏したりするが、こういう形で端から端まで弾くと、改めて、長いな、この曲! と思う。
ほんとに長い。

そんなことで、5曲全部だと、30分は優に超える。
シンフォニー並みだ。

中プロによくとりあげられる、ハイドンモーツァルトのシンフォニーよりも、場合によっては長いかもしれない。

フィデリオ」序曲が、返しなしの通しだけで終わったのが、よくわかる。

この中プロ、すごく大変そう。
しかも、メインはシベ2だものね。

来週の合奏では、そのシベ2を弾かせてもらえる。

そして、その後はしばらくお休みさせていただくことになる。
やっぱり、今回、出させてもらってよかった。

※練習往復に聴いた音楽
    チューリップ おいしい曲すべて 1972-2006 Young Days
    荒木一郎 Vintage Collection
    さだまさし ウルトラ・スーパー・ミラクル・ベスト 元気の素
    さだまさし ウルトラ・スーパー・ミラクル・ベスト 恋愛の素