naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

ユニ響練習日誌~本番指揮者で前プロ中プロ合奏

今日5日(土)は、谷津(やつ)で、ユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)の練習。

先週に続いて、谷津コミュニティセンターでの練習。
今日は、間違わずにちゃんと行ったよ(笑)。

先週の多目的室でなく、ふれあいルームで。ユニ響の練習は、こっちの部屋の方が多い気がする。

今回、本番は2プルトの裏を指定されているが、表を弾かれるエキストラのIさんと、今季初めて顔を合わせた。
セレブなマダムというイメージのIさんとは、昨年初めてお目にかかり、同じプルトでやはり私が裏を弾く形でご一緒した。
はっきりした音、確実無比なテクニックの持ち主だ。こちらのアラが目立って仕方がない(汗)。
でも、勉強になる。

さて、先週に続いて、本番指揮者N先生の合奏。先週はメインのシベ2だったが、今週は、前中の合奏。

N先生の合奏では、いつもそばにキーボードが用意され、時々和音を確認しながら進められる。

フィデリオ」序曲。
よく知ってはいる曲だが、弾く、という面では、まだ慣れていない。
序曲とは言え、ベートーヴェンが弾けるのは、やっぱり嬉しい。


まず、序曲。
この序曲、やっぱり、しばしば弾き間違う。
前にも書いたが、何故か数え間違うのだ。弾いている音符、休む小節。

メンデルスゾーンという人は、ロマン派ながら、古典的にきっちりした音楽を書く、というイメージを持ちすぎているのだろう。
しばしば、弾いている自分の方が、古典的なパターンを勝手に決めたり作ったりして弾いてしまう。ところが、楽譜はそうではない、ということがままあるのだ。
別に、格別トリッキーな楽譜が書かれているわけではない。こちらが勝手に決めてしまうのが悪いのだ。
こういうのって、長年あれこれのオケ曲を弾いてきているが、珍しい感覚だ。
しっかり楽譜を読んで数えればそれまでなのだが、どういうものか、うまくいかない。
要するに、単に楽譜に慣れていない、ってことなんだろう(笑)が、少し勉強しないと。

休憩の後、スケルツォ以下。

スケルツォ
この曲では、数え間違う、落ちる云々はないのだが、その分、細かい音符がつらい。
音の並びは単一なのだが、転調を繰り返すので、弾きやすい時と弾きにくい時の差が大きい。
浦安で弦トレーナーのY先生に、いつも教わっている方法で、もう少しさらわないと。

間奏曲。
16分音符のキザミが延々と続く。右腕のひじから先の筋肉が痛くなってくる。コンミスのTさんが、以前の練習で、きちんと16分音符できざんでくれと言われていたし、適当にごまかせないのがつらい。

夜想曲
これは気持ちいいね。ホルンの柔らかい音色に、この曲のメロディはほんとによく合う。

結婚行進曲。
改めて今日思ったけど、このメンデルスゾーン、ラッパの出番って、案外少ないんだ。
トランペットは序曲にもあるが、トロンボーンは、結婚行進曲しかない。
完全降り番なら気楽だろうけど、ステージに乗っていながら、一部の曲しか演奏しない、って大変だろうな、と思う。弦だとめったにないことだから。

これで、N先生の指導で、一通りの曲を弾くことができた(あ、アンコールだけ、まだだけど)。

来週は、午後と夜、海浜幕張で、恒例の集中練習だ。

※練習往復に聴いた音楽
    モーツァルト ジュピター
       ワルターニューヨーク・フィル(SONY盤)
    チャイコフスキー 交響曲第4番
       バーンスタインニューヨーク・フィル(DG盤)
    ガーシュイン ラプソディ・イン・ブルー
       ワイセンベルク小澤征爾ベルリン・フィル
    ガーシュイン 「ポギーとベス」組曲
       小澤征爾ベルリン・フィル