naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

9月場所7日目

今場所の把瑠都は、離れての相撲が目立つ。私が気に入らなかった甘さが影を潜め、破壊力が出てきた。

鶴竜が全勝の琴欧洲に土をつけた。今場所の鶴竜は、組もうとせずに前に出ることだけを考えてとっている。琴欧洲は、ちょっとそこを認識していなかったようで、いいようにとられてしまった。
青森あたりから奉公に出てきた、赤いほっぺの娘さん、というイメージの鶴竜だが、「強い」と感じさせる地力がついてきた。

琴光喜、全勝をキープ。今場所は相撲にムラがなく、概していい。いつもは、がっかりするようなバタバタした相撲が出るのだが。

朝青龍玉乃島相手に手こずった。昨日の安美錦戦に続いて、ややかげりが見えてきた。
玉乃島に後ろを向かせて、膝蹴りを入れるようにしての送り出し。これ、またたたかれるだろうな。
今場所は、初日から、朝青龍の勝負の決め方は、常にどこか雑、あるいは乱暴なところが見られたが、今日はそれが頂点に達した感じだ。
要するに、余裕がない、ということなのだろう。

昨日、相手をなめて、やられてしまった白鵬、今日は琴奨菊相手に真剣な相撲。

全勝は、朝青龍琴光喜の二人。